心連心ウェブサイトは日本と中国の若者が
未来を共に創る架け橋となります。

JAPAN FOUNDATION 国際交流基金[心連心]

日本と中国の若者が未来を共に創る
どさんこPARTY
スケジュール

私たち、どさんこガールズ(北海商科大学6名)は、平成31年3月12日~3月18日の約7日間、中国青海省西寧市にある西寧ふれあいの場に派遣され、大学生交流事業として参加しました。私たちのイベントのテーマは「北海道に訪れたことがない中国人に、北海道へ来たような感覚を味わってもらう」です。西寧から北海道まではとても遠く、日本人も中国人も気軽に旅行が出来ない距離です。そのため、北海道の食文化や美しい景色を西寧の中国人に触れてもらい、実際に北海道旅行をしているような気分を味わってもらいたいと思い、このテーマにしました。イベント内容はインスタ映絵、ファッションショー、大根抜きゲーム、ジンギスカンダンス、日本食コーナー、また日本語授業ではかるたを実施しました。来場者数は200人で日本語学科の学生のみならず、大学院生や先生、地域の親子などたくさんの中国人に参加していただきました。日本での準備期間中にCP(カウンターパート)と連絡が取れず作業が進まないことがあり少し不安がありましたが、実際に現地で会うと一緒に意見を出し合ってイベント準備を行ったり、自分たちの留学経験を生かしボランティアに対して中国語でイベント内容を説明をしたりと、一週間で多くの中国人と交流することが出来ました。

大きな北海道の絶景写真を張り、
その前で写真を撮ってもらうコーナー。
まるで北海道にいるような体験をしてもらうために考えました。
また、SNSに撮影した写真を載せてもらいイベントに「来ていない方にも北海道を知ってもらおう」という狙いもあります。
セルカ棒やウサギの耳、花冠などを用意し映えの写真を撮ってもらえるように工夫もしました。チェキも用意していたので来場者の方にプレゼントをしました。とても喜んでくださいました。

日本からは着物と制服を持参し、たくさんの来場者の方に着ていただきました。
着付けをする際にたくさんの来場者の方とお話しをし、交流を楽しむことができてうれしかったです。
着付けの方法を今回のイベントを運営する上で知り、今後、日本の文化として紹介ができる良いきっかけになりました。

日本のプチプラコスメを体験していただくために、キャンメイク・セザンヌ・ちふれの製品を使用しました。
男性の方も体験してくださり、楽しく交流することができました。

日本食コーナーは北海道の郷土料理や日本で昔から食べられていたものを西寧の皆さんに体験していただくというコーナーです。北海道の郷土料理であるジンギスカンに使われているのは羊肉です。西寧でも羊肉を食べる文化があるとのことで、食べ方の違いを体験していただきました。日本食コーナーでは3回に分けて、いももち、ジンギスカン、わらび餅を提供する予定でしたが、当日はいももちと、しゃぶしゃぶジンギスカンの提供のみとなってしまいました。しかし、参加者も料理を手伝ってくれたり、おいしいという言葉をたくさん聞くことができてよかったです!

北海道発祥の大根抜きゲームを紹介し、実際に来てくれた皆さんとゲームを楽しみました。小さい子向けのゲームだったので大人の方や大学生には記憶に残るゲームにできたのではないかと思います。

ジンギスカンダンスとは北海道の創作ダンスで主に運動会や野球観戦の時に踊ることがあります。
イベント当日では開会式で日本人とカウンターパートでダンスを披露し、閉会式では来場者全員で踊り、イベントを締めくくりました。
また、イベント期間中は閉会式で来場者にもダンスを踊っていただくために、ブースで練習時間を何回かに分けて行いました。

日本の文化に触れていただくためにファッションショーを行いました。
事前に中国人に依頼してモデルになってもらいました。
着物、浴衣、制服を用意しました。
プログラム終了後は、多くの来場者の方にも楽しんでもらえるよう、着付け体験コーナー、コスメ体験コーナーを運営しました。

今回のイベントであなたの日本についての印象や関心に影響を与えましたか?
日本・北海道についての理解が深まったという意見が多くありました。また、影響を与えなかったという意見の中にはもともと日本の文化が好きだからこの回答をした、という参加者もいました。
一番好きなブースは何でしたか?
多くの参加者は「日本食コーナー」が大好きなことが分かり、その中でも「ジンギスカン」がとても好評でした。また、全てのブースが好き、と回答していただいた参加者もおり、このイベントを行って西寧の学生や先生方に日本・北海道の魅力が少しでも伝わって本当に良かったです。

またイベントを行ってほしい。
さらにこのような活動を増やしてほしい。
日本・北海道の文化をより深く理解できた。
たくさん日本人と交流できた。
このイベントが好きになった。
日本に行きたくなった。

イベント当日の開場が上手くいっていなかった。
イベント内容をもっと増やしてほしかった。

日本語授業は2年生2時間、3年生2時間の計4時間参加しました。どちらも1時間程度頂き、日本で事前に作成したオリジナルかるたの紹介を行いました。紹介終了後は実際に学生全員でかるたに挑戦したのですが、想像以上に盛り上がっていたので安心しました。
あそこまで楽しんでもらえる姿を目にすると、これから知り合う外国人にも、日本の遊びを伝えたい、知ってもらいたいという思いが出てきました

  • 北海商科大学 2年
    黒澤あかり
    みんなで作業した後はご飯を食べに行き、食べた後は寮まで送ってもらいました。たくさんの時間を一緒に過ごし深い関係を築けたことは、私にとって、とても貴重な経験になりました。今後も連絡を取り合ってカウンターパートナーの方と交流を続けて行きたいです。留学では知ることのできなかった中国の民族のことなど西寧だから知れたことがたくさんありました。中国の方も今回のイベントを通して、日本・北海道を知ってもらえたら嬉しいです。
  • 北海商科大学 2年
    石田菜々子
    初めての経験ばかりのとても貴重な時間を過ごせました。中国に行くまでは不安なことでいっぱいでしたが、カウンターパートの方やボランティアの方などが親身になって協力してくれ交流もたくさんできました。このイベントを通して出会えたみなさんとは今後も連絡を取り、交流を続けたいと思っています。また、交流を深めるために中国語の勉強を頑張ろうと思いました。
  • 北海商科大学 2年
    齋藤友里奈
     今回の大学生派遣事業では、イベント成功のためにCPに対して違うことは違うとはっきり伝えなければならない場面もありました。それはCPも同じだったと思います。ただ、その過程を乗り越えてきたからこそ、普通にできる友達とはまた違った絆が生まれたのではないかと感じました。一般的な留学ではなく「現地の中国人学生と協力してイベントを開催する」という目的があることがこの事業の大きな意義であり、魅力だなと考えます。自分たちが現地で中国人と交流して感じたこと、日本の常識と比べて出る違和感等を日本人同士で共有することによってさらに幅広く中国を知ることが可能になると思うので、今回の経験を友人や家族に話していこうと思います。
  • チームリーダー
    北海商科大学 2年
    渡辺詩織
    今回の大学生交流事業は私にとって大変貴重な経験を得ることができました。以前、中国に留学した時に比べ短い期間で多く交流ができ微信での連絡を多様に使ってイベントの説明などを行ってきました。たまにCP(カウンタパート)との連絡が取れない時があり、西寧に派遣される先日まで作業が進まず不安になることがありました。ですが、西寧に到着して準備を始めればCPやボランティアの方々が率先して進めてくれたりととても嬉しかったです。
     北海道から西寧はとても遠く簡単に行くことができない距離ではあります。しかし、今回の事業だけで終わらず日本人の友達や家族に西寧で過ごした経験を伝えていき、中国の良さをさらに広めていきたいと思いました。
  • 北海商科大学 2年
    黒田愛花
    この事業に参加させていただき、たくさんの中国人と交流することができてとても良い経験となりました。日本が大好きな学生さんや、今回のイベントを通して日本に興味を持ってくれた人が多くいてうれしく思いました。
     また、西寧出身の学生さんや地方からきている学生さんと交流し、たくさんの文化を知ることができとても有意義なものでした。
     1週間という短い期間の滞在でしたが、温かく迎えてくださったCPやボランティアの方々には本当に感謝しかありません。「私達には縁があるのでいつか必ず再会できます。」と、別れ際に頂いた言葉は強く心に残っています。これからも交流を続けていきたいです。
  • 北海商科大学 2年
    重延愛由夏
    自ら行くには大変な西寧、西寧の人々にとってあまり身近ではない日本でお互いの文化交流が、この事業を通してできてよかったです。広報があまりできなかったりと客集めには苦労しましたが、一緒に西寧に行った5人とCPのみんなと協力してイベントを作り上げた達成感はとても大きかったです。西寧の人々はみんな優しくてたくさん助けていただきました。これからも連絡を取り合って交流を続けていきたいです。
  • 祁玲玲
    私にとって、こういう活動への参加は初めてでした。 日本側の学生と交流を通じて、わからない単語の勉強になりました。それから、たくさんのことを知りました。例えば、私は日本の着物や浴衣、制服を見ることができました。そして、着付けも知ることができました。日本の文化や生活習慣に理解が深まり、更に日本にたくさんの興味が湧きました。日本側の学生と一緒にいる時間は一週間で、短い間でしたが、私は毎日楽しかったです。日本のみんなは親切で、優しく、本当に良いと思いました。最後に、私達は一緒にギョーザを作りました。私は青海省の餃子の作リ方を教えてあげました。本当に良かったと思います。  今回のイベントは私にとって、大いに収穫があるものでした。この良い思い出を忘れないで大切にし続けます。日本の先生と友達、誠にありがとうございました。
  • 潘淑怡
    私はたくさんの友達と知り合えました。私たちは一緖にタ一ル寺へ行き、おいしい食べ物を食べました。みんなお疲れでしたが楽しかったです。今、菜々子ちゃんと連絡をしています。いつか菜々子ちゃんに私の故郷の食べ物を食べて欲しいと思っています。
  • 李其燃
    今回のイベントは多くの収穫がありました。中国とは文化の違う日本文化を見ました。私は日本にもっと好奇心と憧れを持ってきて、後日日本に行ってみたいと思っています。
  • 雷有林
    一週間の付き合いを通して、北海道のクラスメートと友達になりました。この一週間、みんなで活動の材料を用意して、一緒に食事をして、一緒に出かけました。交流の中で北海道の文化をたくさん教えてくれました。同時に、日本のクラスメートと交流をして、私の日本語のレベルはある程度伸びていると思います。とにかく、今回の交流を通じてたくさんの収穫ができました。今後機会があれば、必ず北海道に行きます。
  • 湛国軍
    この一週間の活動を通じて、北海道から来た日本人の友達と仲良くなることができました。この一週間、皆さんと一緒にイベントの準備をしてきました。毎日忙しかったですが、みんなと楽しくイベントを成功できました。私たちは全員がお互いを感じています。だから日本語をたくさん勉強して将来機会があれば、必ず北海道に行きます。
  • 張海濤
    今度のイベントはとても楽しかったです!一週間を通して、北海道からたくさんの友達ができました。 そして、みんなと一緒にイベントの準備をし、イベントを開催し、とても幸せに、そしてたくさんのことを得ました。 毎日忙しいですが、私は毎日とても幸せです。 私たちはまだコミュニケーションの問題を抱えていますが、そのイベントは大成功でした。 私たち全員がお互いを覚えていることを願っています。 私はもっと日本語を勉強しようと思いますが、機会があれば北海道へ行きます。
  • 楊楠
    今回の活動、すごく楽しかったです。特に料理の部分は人気があって、味がすごく美味しかったです。そして日本からの皆さんはとてもかわいいです。今回の活動お疲れ様です。こちらはいろんな短所があるのに、皆さんはずっと根気があって頑張ってくれてありがとう。またチャンスがあったら、会いましょう。
  • 华杰
    今回のイベントで、北海道の日本の友人と知り合えたのは、わずかな七日間ではありましたが、お互いに友情が深まりました。日本の友人は彼らの文化を持ってきて、私たちと活動をしながら日本の文化を教えてくれました。これからこのような機会が多くなることを望みます。
  • 呉阿永嘎
    まず、個人的には、このイベントの一員になることができて、非常に光栄です。それと同時に、日本の女の子はとても活発で、朗らかな人物で良かったです。ですが、みなさんが少し積極的に全体の活動のリズムを動かしていないことがたまにあり、私たちは少し困惑しました。でも私たちも今回のイベントの主催者として自ら参加したのに、いろいろなところで積極的に動くことができなかったことがありました。自ら深く反省しています。縁があれば、もっと頑張りたいと思います。今回の活動を総括することは、日中文化の交流と双方の教育の発展に大きな作用を持っています。みなさんの将来を信じて、一緒に頑張りましょう。ありがとう北海道のみなさん。
  • 崔镨月
    今回の活動を通して、北海道についてより多くの知識と認識を得て、多くの友人を知ったとともに、日本の学生とゲームをやり取りする過程で、北海道の観光スポットや特色をより多く知ることができ、日本語の勉強もできました。和やかで生き生きとしたゲームが終わった後も、日本の学生代表からプレゼントをもらって、とても思いやりがありました。私も深く接触し、活動の準備に参加しているため、私も日本の学生代表の情熱と細心さを深く感じました。私も今回の活動で得になることが多く、これからもっと多くの機会を得て、また交流して勉強したいと思います。

自分たちが一からイベントの企画を考え、準備や運営を進めるということは初めての体験でした。その中で、メンバー内での意見が上手くまとまらなかったり、かなり焦りを感じました。さまざまな不安を抱いていましたが、西寧の中国人学生や先生方みなさんがイベント準備期間で積極的に協力していただきました。
当日では約200人の来場者が北海道について興味を持って楽しんでくれたのがとても嬉しく、たくさん交流できたのが一番の経験になりました。CP(カウンターパート)とも連絡不足で困ったことがありましたが、実際にCPと出会って準備を進めていくうちに信頼関係を築くことができたと感じました。約1週間でこんなに仲良くなれる、と日本で準備をしているときには思っていませんでした。今回の大学生交流事業で得た経験を忘れず、これからさらに中国人との交流を深めていくように心がけていこうと思います。

Galleryその他の交流

イベントのほかにも、青海民族大学の学生と様々な交流を行いました。一緒にテーブルを囲んでご飯を食べたり、お互いの文化に触れ、友情を深めました。
Gallery
1日目
到着
CPと対面
2日目
イベント準備
歓迎夕食会
3日目
日本語授業
小島基地見学
4日目
イベント準備
5日目
イベント本番
6日目
タール寺
蔵薬文化博物館
7日目
帰国

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