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イベントレポート

ふれあいの場学生代表訪日研修に関する報告会

2018年9月17日(月)

 9月17日、ふれあいの場学生代表訪日研修の報告会が山東師範大学長清湖キャンパスのB区242教室で行われました。今年の夏休み、日本語学科の三年生、2017- 2018学年の済南ふれあいの場の担当者である張月さんが、国際交流基金に招待され、済南ふれあい場の代表として国際交流基金関西国際センターで見学をしました。張月さんは研修で経験したことと感想を述べました。

 まず、張月さんは済南ふれあいの場について簡単に紹介しました。済南ふれあいの場は山東師範大学と国際交流基金による国際文化交流プロジェクトで、山東師範大学の千仏山キャンパス図書館の5階に設置されており、定期的に日本語コーナー、日中交流会などのイベントが行われ、日本語学習者のために多くの学習する機会と日本人と交流する機会を提供しています。張さんは、今回の研修のスケジュールや内容を詳しく報告しました。日本では、金閣寺、京都国際マンガミュージアム、人と未来防災センター、孫文記念館、奈良公園等を見学し、さらに和菓子作りも体験しました。その中で、張月さんは、人と未来防災博物館を特に紹介しました。ここは、阪神・淡路大震災の経験や教訓を世界と未来に伝えるために、防災や減災社会の実現に必要な情報を送る施設です。館内は、資料の展示や当時のリアル映像、震災経験者の説明などを通じて、人々は災害に対する正しい知識を身につけることができます。また、張月さんは全国各地からのふれあいの場の学生代表とともに交流を行い、大きな収穫がありました。

 

 質疑応答では、たくさん質問がありました。質問は夏期研修のことだけではなく、日本の道路事情、着物、伝統食など衣食住のことにまで及びました。張月さんはそれぞれの質問に答え、学生たちはさまざまな知識を身につけました。

 

 今回の交流を通じて、日本語学科の学生たちは済南ふれあいの場についての理解を深め、日本の社会文化や研修に対する認識を高め、日本語に興味を持ち、さらに日本語学習の自信を固め、新学期の各仕事の順調な展開に大きな力を加えました。

 ふれあいの場は現在、中国国内に16か所、それぞれ中山大学、湖南大学、吉林大学などの大学に設置されています。また、済南ふれあいの場は山東師範大学に設置され、済南エリアの日本語及び日本文化に興味を持った者に開放し、定期的に活動を行っています。そして、各ふれあいの場の学生代表が年に一度日本へ行き、研修に参加し交流することができます。

翻訳:済南ふれあいの場スタッフ 任軼

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