イベントレポート
「中日文化交流先駆者—朱舜水」についての紹介会が開催
2018年10月13日(木)
10月13日午前、山東師範大学千佛山キャンパス図書館の済南ふれあいの場で「中日文化交流先駆者—朱舜水」を主題として交流活動を開催されました。山東師範大学日本語学科副主任である崔穎博士や福ケ迫加那博士及び本校の学生たちの計約30人は今回の活動に参加しました。山東師範大学日本語学科二年生である冷美香さん、黄令卿さん、朱文程さん及び張家豪さんは今回活動の発表者として、夏休みに浙江余姚で行った朱舜水文化に対する考察や普及の感想を発表してくれました。
活動が始まる前に、四人の発表者は自分で作った朱舜水故郷余姚を主題としたポストカードを今回の活動に参加する先生や学生たちに贈呈しました。活動が始まった後、冷美香さんはまず、朱舜水について人物の紹介をして、ポストカードに描いた人物画と絡めて具体的に朱舜水の人物像を説明しくれました。次は、余姚朱舜水文化考察や普及実践活動の目的、時間、参加者や実践方法を紹介して、同時に、自分で作った記録ビデオや当時の歴史を再現するビデオを通じて、今回実践の成果を明らかに示しました。その後、黄令卿さんは余姚に現存する朱舜水歴史遺跡の数は全国で一番多いが、数において日本での朱舜水歴史遺跡に及びませんと述べました。最後に、黄令卿さんは朱舜水に関する歴史的遺跡についての保護や宣伝を強化するべきだと提案しました。三番目に発表したのは朱文程さんです。彼は朱舜水の教育思想や朱舜水の思想が日本に与えた影響を紹介しくれました。朱舜水の教育思想が形成された根源は儒学で、その思想の核心は実用を追求したものです。最後に、張家豪さんは具体的な歴史的資料を通して、「学富五車」「弃絶仕進」「至誠愛国」「経世済民」等五つの主題で朱舜水の生涯や思想を深く示しました。
最後に、実践活動指導の先生で日本語学科副主任である崔穎博士は今回の紹介活動に対して評価を行いました。このグループの学生たちの実践能力ややる気について賞賛と承認を与えました。今回の活動を通して、学生たちは中日交流先駆者、朱舜水を了解すると同時に、実地考察方法も勉強しました。今後、論文を書くことや科学研究を行うことに役に立つでしょう。
翻訳者:済南ふれあいの場スタッフ 邵提