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イベントレポート

日中大学生交流事業

2018年9月15日(土)

 国際交流基金日中交流センターと広州ふれあいの場の共催で、「銀杏と木綿」をテーマに第6回日中大学生交流事業が中山大学外国語学院にて行われました。本イベントは東京大学の学部生6名と中山大学外国語学院日本語学科の学生十数名によって企画され、実施されたものです。着物の試着、ミスコン、スピーチコンテスト、紅白歌合戦など多彩な内容で、学内外の日本に関心のある大勢の来場者を魅了しました。

 スピーチコンテストは専攻や職業を問わず、誰でも自由に参加でき、スピーチ内容は多元文化共存への希望、社会人になってからの感想など極めて多岐に渡り、観客の皆さんから好評を博しました。

 

 ミスコンとは、日本における一種のキャンパス文化です。このコンテストで日中両国の学生たちは琵琶や剣道などの特技を披露し、東京大学の男子学生の一人は女装して会場を盛り上げました。観客をドキドキさせた告白タイムでは、ドラマや映画の胸キュンシーンにならって、参加者がお互いに告白し合いました。

  

 会場には浴衣試着、団子試食、福笑い、けん玉、囲碁など日本の伝統文化を体験できるブースがいくつか設けられ、来場者をもてなしました。囲碁では非常に白熱した対戦が展開され、浴衣試着では多くの来場者が和服文化を体験できました。

 午後には紅白歌合戦が行われました。紅組と白組の歌手たちが順番に熱唱し、会場は観客の歓声で溢れ、最後は紅組が圧倒的な優位をもって勝ち、閉幕を迎えました。

 今回の事業は6月から準備が始まり、開催までの3か月間、日中両国の大学生は積極的に関わり、互いの文化の差を認識するだけでなく尊重し合いながら、いろいろと議論を重ねてイベントを企画し、運営してきました。この過程で、中国の皆さんは日本の文化を改めて考えるようになり、日本の皆さんも身をもって中国を体験し、中国人と中国に対する認識を新たにしたに違いないでしょう。

 

翻訳:広州ふれあいの場スタッフ

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