イベントレポート
和歌山と大阪についての紹介イベント
2018年12月8日(土)
山東師範大学千佛山キャンパスの図書館5階にある済南ふれあいの場で、「和歌山と大阪の紹介」をテーマとしたイベントが開催されました。山東青年政治学院の日本人教師・山形邦夫先生、山東師範大学日本語学科の日本人教師・福ヶ迫加那先生、山東師範大学や山東財経大学などの学生30人近くが参加しました。和歌山県出身の蒲原大介さんが、和歌山と大阪の風土や人情について紹介してくれました。
まず、和歌山県の県庁所在地である和歌山市の概要についてです。日本の本州の南、紀伊半島に位置し、関西空港から車でわずか40分の和歌山市は、歴史的な雰囲気があふれる「城の街」と言われています。蒲原さんいわく、1585年に建てられ、和歌山県のシンボルともいえる和歌山城は、春の桜と秋の紅葉を楽しむには絶好の場所だそうです。貴志駅の猫駅長、和歌山ラーメン、関西で最もすばらしいビーチと120以上もの温泉が共存する白浜町、白良浜ビーチの起源、四季の美しさ、三段壁、円月島、串本地区や那智勝浦など有名な地域について紹介があった後、皆さんと交流する形式で和歌山県の方言を簡単に教えてくれました。蒲原さんのユーモアあふれる説明で、皆が笑顔でした。
後半では、大阪の風習について4つの面が紹介されました。 まずは大阪のコメディ文化でした。個性と活力にあふれた大阪の人々は、面白い文化を愛し、追求し続けています。「漫才」や「上方落語」などは、地元の人々のみならず全国的にも深く愛されています。続いて大阪の食文化について、大阪の最も特徴的なお好み焼きとタコ焼きを絵で披露してくださり、皆の興味を引きました。その後、大阪の祭り文化に関する逸話を語ってくださいました。最後に、大阪方言の特徴を簡単に紹介してくださいました。終わりに、皆さんの拍手の中でこのイベントが円満に終了しました。
今回のイベントを通じて、参加した学生が和歌山や大阪の特色ある文化や慣習について理解を深め、日本文化の探求への関心を高めることができました。
翻訳:済南ふれあいの場スタッフ 任軼