イベントレポート
メイクアップワークショップ
2020年12月9日(水)
2020年12月9日午後7時より、湖南大学の中楼217教室でふれあいの場(長沙)と国際交流基金北京日本文化センター共催によるメイクアップワークショップを行いました。このワークショップでは、メイク講師の小雪氏、北京日本文化センターの財徳薫子氏、張吉琳氏をお招きし、外国語学院、ジャーナリズム・コミュニケーション学院などの学生を合わせて182名ほど迎えられ、司会は日本語学部の楊昉先生でした。
コロナ感染症が収束した後の初の大人数によるオフラインでの活動であるため、予約制で参加人数を事前に把握し、入場前の体温検査を行うなどコロナ対策を講じました。
20年近くメイクアップ経験に携わってこられた小雪講師はワークショップの冒頭、まずレクチャーの形で、メイク関係の日本語を提示しながらメイクの順番や方法に関する基礎知識を紹介し、特にベースメイクの重要性を強調しました。さらに、四季の特徴をいかに参照して自分のイメージの特徴を判断し、それに基づいて自分にふさわしいメイクと衣装の選択基準にしたらいいかを紹介し、様々なシーンに合わせてメイクのポイントを決める知識など、自分のこれまでの経験を踏まえた上で詳しく解説していました。
続いてのデモンストレーションのコーナーでは、小雪講師は学生モデルをピックアップし、その場でそれぞれの学生モデルの特徴を考慮した理想なメイクアップの方法やメイクアップ道具の正しい使い方を実演してくれました。デモンストレーションを見ながら、参加している学生たちは2人1組でメイクアップのコツをメモし、持参してきたメイクアップ道具を使って練習していました。ワークショップが終了した後も、学生たちは小雪講師を囲んでメイクのことやプチ整形のことまで質問し、積極的に交流しました。
日本文化に関して聞きたいワークショップについて、これまでに行われたアンケートでは、メイクアップが1、2の順位を争うほどの人気を博していることが分かったため、北京日本文化センターのご協力を得て今回のワークショップを企画、実施しました。学生たちはワークショップのために、ライティング設備の準備やビデオカメラとプロジェクターの接続によってデモンストレーションのライブ中継を図ることなど、様々な工夫をして熱心に取り組んでいました。このような皆さんのご協力によって、今回のメイクアップワークショップが期待通りの成果を上げ、大成功に終わったことに深く感謝申し上げます。