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イベントレポート

[レポート]「日本語学習における電子辞書の応用」をテーマにした交流会

2021年5月15日(土)

 2021年5月15日(土)、済南ふれあいの場は山東師範大学長清湖校舎文淵ビルB区で「日本語学習における電子辞書の応用」をテーマにした交流会を開催しました。今回は日本で六年間留学経験のあるカシオ中国貿易会社の劉原铨さんが講演を担当しました。山東師範大学外国語学院日本語学部副主任、済南ふれあいの場の責任者である崔穎博士と、山東師範大学に所属する学生70人程が今回の交流会に参加しました。

 まず劉さんは、カシオは翻译专业资格考试(翻訳資格試験)と提携して、受験生は試験場にカシオの新型電子辞書を持ち込むことが可能になったと紹介しました。そして、中国での日本語教育に関するカシオの活動を写真で見せながら、中国の日本語教育におけるカシオの成果を示し、参加者の関心を引きました。

 次に、劉さんはカシオの新商品であるE-XA300辞書について日本語学習の視点から、収録されている辞書と搭載機能の紹介をしました。日本語を勉強する時、発音やイントネーションは重要な部分と劉さんが指摘しました。電子辞書には『NHK日本語発音アクセント辞典』が追加され、正しいアクセントを学ぶことが可能になります。また漫画の日本語を学べる機能も加え、ユーザーの興味・関心を引き、楽しく日本語を勉強することができます。JLPT(日本語能力試験)に関しては最新の問題や文法、語彙を含む多数のコンテンツを収録し、受験者のニーズを満たします。また、例えばメールの書き方やビジネスマナーなど、幅広い知識を増やす機能も増えました。ユーザーの知識を増やし、将来の仕事や勉強に便利な機能を搭載しています。ディスプレイにはブルーライトカット機能も追加され、目を保護します。

 交流会の後半、劉さんは生活、勉強、アルバイトなど日本での留学生活について紹介しました。将来留学を考えている学生にとっては参考になるお話でした。また劉さんは自分の仕事の話から、日本企業の特徴について紹介しました。

 交流会では、劉さんは学生たちと熱心に交流し、日本留学や仕事に関する質問に答えました。今回の交流会を通して、日本語学習における電子辞書の応用についてより理解が深まり、とてもいい勉強になりました。

翻訳者:鄒佩燁

 

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