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イベントレポート

[レポート]済南ふれあいの場:「一緒に日本の名所を訪れましょう」

2021年925日(土)

 2021年925日の午前、「一緒に日本の名所を訪れましょう」をテーマとしたイベントが済南ふれあいの場で開催されました。山東師範大学外国語学院の孫守峰教授、物理・電子科学学院物理学科の申乃群教授、また山東聖翰財政貿易職業学院から宮磊先生が出席しました。山東師範大学日本語学科の院生及び山東聖翰財政貿易職業学院の学生達がこのイベントに参加しました。司会者は山東師範大学日本語学科の学生である楊爽さんと常依琳さんでした。

 イベントでは、まず楊爽さんが参加者を紹介し、常依琳さんがイベントの流れやルールなどを説明しました。今回のイベントは早押しクイズとパズルという二つのパートに分け、早押しクイズでは選手たちはクイズで点数を得ることができます。そしてチームの点数によってパズルを選ぶ優先権と時間延長権を獲得することができ、25分以内にパズルが一番速くできたチームは優勝するというルールでした。その後、常依琳さんは大阪城、雷門、姫路城、金閣寺などのパズルに関する四つの名所スポットを紹介しました。

 最初の早押しクイズでは、山東師範大学日本語言語文学科院生のチームが先頭に立ち、パズルを選ぶ優先権を得て、雷門のパズルを選びました。そして、他の3つのチームはクイズの点数によって、それぞれパズルを選びました。次は、四つのチームによる激しいパズルの競争が始まりました。学生たちはパズルの楽しさとともに、日本の名所の構造を体感しました。パズルのマニュアルを読みながら、学生たちの手により精緻な作品が次々と誕生しました。結果は山東師範大学日本語翻訳院生のチームの肖童さん、鄧検予さん、鄭潔さん、陳宇然さんの四人が最速で金閣寺のパズルを完成させ、優勝チームとなりました。大阪城チーム(大阪城のパズルを選んだチーム)はわずかな差で準優勝となりました。また姫路城チームは第3位となりました。雷門チームは第4位となりました。それから、司会者はそれぞれ四つのチームに記念賞品を授与しました。

 試合終了後、孫守峰教授はイベントに対して次のようにまとめました。「学生たちが済南ふれあいの場を通して日本語力を高めるよう切実に望み、そしてチームワークや話し合いの大切さを深く理解してほしいと思います。また、学生たちがふれあいの場のイベントへ積極的に参加することを望みます」と言いました。加えて、孫守峰教授は雨の中ふれあいの場イベントへ出席した参加者に感謝の言葉を伝え、今後様々な分野における、日本語に興味がある方や学習者の参加も大いに期待し、歓迎すると述べました。

 その後宮磊先生は今回のイベントについて、まず孫教授へ感謝の言葉を伝え、今後も学生と一緒に済南ふれあいの場のイベントに参加したいと述べました。最後に、申乃群教授は「学生たちが日本文化に対する理解を深め、日本文化の本質を見抜き、他国の文化を学び自分を成長させ、自分の価値を高めて祖国に貢献し、そして自分の社会的価値を実現しなければならない」と学生たちを励ましました。今回のクイズとパズルのイベントを通じて、学生たちは日本の建築文化への理解を深めました。「いい勉強になった!」と多くの学生が言っていました。

供稿人:邓检予 王书琛 李光贞   翻訳者:肖童

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