イベントレポート
ホンコン・マカオ・広東日本研究大学聯合
2013年10月26日(土)
中山大学外国語学院の大会議室において、広州ふれあいの場が主催する香港・マカオ・広東日本研究大学聯合会第五期目総会が開催されました。
今回の総会は、午前の部「第一回日本語学習者のための講演会」と午後の部「第三回日本語教師研修会」に分けられ、当日は、中山大学、華南理工大学、広東財経大学、広東外語外貿大学南国商学院、広東軽工職業技術学院など各大学から日本語学科の学生約260名、香港、マカオ、広州の各大学から日本語教師約80名が総会に参加しました。
午前の部「第一回日本語学習者のための講演会」では、同聯合会の兒島慶治理事司会のもと、二つの日本語学習者向けの講演が行われました。内容は、鹿児島大学教育センターの原隆幸先生の「グローバル時代における日本の言語教育政策:現状と課題」と港中文大学専業進修学院の赤塚康子先生と高井美和先生の「朝日新聞『天声人語ノート』を使った日本語学習」でした。
午後の部「第三回日本語教師研修会」では、引き続き兒島慶治理事が司会を務め、北京日本文化センターの鈴木今日子先生は「聞き方を育てる聴解授業」を、千駄ヶ谷日本語学校の新山忠和先生は「日本語教育の現場で求められる実践力とは?」を、九州大学留学生センターの小山悟先生は「内容を基盤とした新たな教授法への挑戦」をそれぞれ講演しました。
香港・マカオ・広東日本研究大学聯合第五期目総会は非常に充実した内容で、来場者の方々にとって意義深いものになりました。当日は常晨光学院長、相原良江領事も来場され、開会式において激励のことばを送りました。今回の総会開催にあたり、中山大学外国語学院の多大な協力のもと、日本語学科の邱雅芬先生、徐愛紅先生、李栄先生、石迎春先生、羽田帆奈美先生は会のスムーズな進行に尽力しました。そのほか、同学科の佟君先生、謝崇寧先生も参加しました。