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イベントレポート

ふろしきワークショップ

2013年10月23日(水)

西寧ふれあいの場でふろしき(風呂敷)ワークショップが行われました。

 
日本の風俗の中で、風呂敷は日本人にとって、ものを携帯する際の便利グッズと見られてきました。服、箱、道具、果物、ビンや缶等、様々な形状のものを日本人は風呂敷の中に包んでしまいます。一枚の風呂敷で、物を包むことも出来るし、折りたたんでインテリアとして飾ることもできます。日本では風呂敷を折りたたんで、お花や鳥、うちわを作ることができるそうです。

 
今回の活動は3回に分けて行われ、毎回の参加人数は60人。青海民族大学の日本語専攻の学生と教主、英語やモンゴル語等他学部他学科の学生や院生、青海師範大学日本語専攻の学生や教師、青海省小島文化教育発展基地、及び西寧市第四高校の日本語学習者などが参加しました。

 

今回の活動は風呂敷の包み方を教えるだけでなく、風呂敷の起源や歴史を解説し、日本の有名な風呂敷の図柄とその意味を展示して教えてくれました。参加者は風呂敷の歴史を聞き理解した後、一緒に手を動かし自ら風呂敷の底知れぬ魅力を体験しました。

 

日本ではものを包む風呂敷を日本文化の「黄金の一角」と呼ぶことがあるそうです。日本人は風呂敷は小さくても世界を包むことが出来ると思っており、すなわちこれは日本の伝統文化の陰影―収容と受入の特性―を反映しています。

 

同時に今回は日本の藍染体験も行われました。藍染とは日本の平安時代から始まった手作りの技術で、この手法を使って染めた布は防虫、防腐、防臭等の効果があるため、乳幼児の服や帽子、鞄などに適しているそうです。

風呂敷も良し、藍染めも良し、今回の活動は生き生きとした解説と積極的な参与で参加者達の日本文化に対する興味を引き付け、大好評を得ました。

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