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イベントレポート

風呂敷ワークショップ日中交流活動

2013年10月19日(土)、20日(日)

国際交流基金と延辺ふれあいの場主催、延辺大学外国語学院日本語学科、日中交流センターと日本人会の共催で「風呂敷日中文化交流活動」が行われました。今回の活動には国際交流基金の中川さん、延辺大学日本語科の先生方、ならびに各界の社会人の皆様が来場しました。

今回の活動は「風呂敷」「貝のお守り作り」「藍染」「映画上映会」の四部構成で、一日半の会期で行われました。

日中の代表者とボランティアたちは心を込めて日本文化を体験する会場を飾り付けました。そして日本風呂敷研究会より、幸運にも2名の先生をお招き、会場では体験者の皆さんに「風呂敷」の知識と包み方について講義をしていただきました。

何人かの学生は風呂敷の包み方に成功して称賛を浴びていました。

「貝のお守り作り」と「藍染」は、運営学生のリーダーが8月にハルビンで行われたサマープログラムに参加して体験したことを延辺ふれあいの場に持ち帰って実践したものです。これらの二つの活動は、体験者たちにこれらをどのように作るのかを学ばせ、手作りの日本式のお守りとオリジナル色のハンカチとして完成しました。

体験者たちは今回の活動を通じて、日本の伝統文化に対し理解をより深め、創造と実践の体験から特別な喜びと達成感を感じ得ました。

ある体験者はインタビューの中で、「今回の活動を通じて、いつもは目にも留めない一枚の布の中に、芸術性や日本人の知恵が包み出されていることに気がついた。我々は更に一歩進んで日本文化を理解するだけでなく、もっと深く日本文化の雰囲気の中に入り込み、それらに対しもっと厚く濃い興味を持ちたい。」と感慨深く話しました。今回の活動はこのような肯定的な支持を得て、十分な喜びを感じてもらえました。

今回は延辺ふれあいの場の運営学生13名と日本人留学生4名が力を合わせて前日夜中まで準備を行い、当日早朝から設営をして、行われた学生によるイベントとなりました。

当日は200名近い本校学生、留学生、各界からの社会人を迎えただけでなく、20名あまりの子ども達と父母も迎えました。みんなでゲームをしたり、手を動かしたりして日本文化の魅力を体験しました。子ども達は見識を広め、手を動かす能力を鍛え、親子のコミュニケーションも促進しました。ほのぼのとした光景でした。

20日(日)は中国で上映されていない日本の映画『ロックわんこの島』の上映会でした。

この映画では、地震に対面した時、人と動物たちが恐怖におののき無力な存在となっても、信念を持ち続け強くがんばって生きていくストーリーが描かれています。映画を見終わった後、観衆は深い感動に包まれ、啓発されて将来の生活に対して更なる信念をもったようでした。

 

10月20日午前11時に、今回の日中交流活動は円満に幕を閉じました。国際交流基金の中川さん、ふれあいの場のボランティアの皆さん、この活動が円満に成功したことに大きな感謝の気持ちとお祝いの気持ちをお伝えします。この活動の意義は深く、緊張する日中関係の中で一つの暖かい風が吹いたようでした。日中両国の学生がお互いに理解を深め、深い友情を結び、ボランティアの皆さんや体験者の皆さんも恩恵を受けました。

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