イベントレポート
第一回日本語コーナー開催
2013年12月22日(日)
山東師範大学図書館において、山東師範大学外国語学院日本語学科及び「済南ふれあいの場」により、第一回日本語コーナーが開催されました。これは「済南ふれあいの場」の開設以来、初めての催しです。この活動には、山東女子学院、山東交通学院、山東青年政治学院、山東医学高等専科学校、済南外国語学校、山東師範大学から三十余名が参加しました。今回のテーマは「日本の新年」でした。
まず始めに、山東師範大学外教の峰松規子先生が「正月」「初詣とお守り」「縁起物」「正月料理」「正月の遊び」「長崎の旧正月」等について講義を行い、学生からの質問に答えました。
次に、グループに分かれた学生たちが、他校から参加していただいた外教の先生方のご指導のもと、「カルタとり」「福笑い」「独楽回し」「剣玉」等の日本の伝統的な新年の遊びを体験しました。会場は熱気に溢れ、あちらこちらから歓声が上がっていました。日本の新年の遊び体験は、学生にとって、語学能力の向上だけでなく、楽しみながら日本の伝統文化への理解を深める機会になりました。さらに、普段は交流する機会の少ない他校の教師、学生と触れ合うきっかけを得たことで、学校間の交流が盛んになり、学生たちの学習意欲が促進されていくのではないかと感じられました。
また今回、活動に参加していただいた山東青年政治学院の毎熊洋仁先生より、素晴らしい書道作品のプレゼントがあり、「ふれあいの場」に掲示させていただきました。
参加してくださった皆さんのご協力により、「ふれあいの場」の初めての活動は成功裏に幕を閉じました。これからも継続的に活動を行い、中日の交流が一層深まっていくことを期待しています。