イベントレポート
和服着付け大会
2014年5月24日(土)
私たちが長いこと待ち望んでいた和服着付け大会がついに重慶ふれあいの場で行われました。この大会は、近隣の重慶大学、重慶医科大学と本校各学部から日本和服文化に関心を持つ学生及び先生たち計50名余りの人に参加いただきました。そして、和服に詳しい先生(中国人の先生3名、日本人の先生1名人)に大会の審査員をしていただきました。大会では、長いこと練習してきた成果を皆に披露し、昨年の風呂敷活動で学んだ包み方も再現しました。今回の採点基準は、色彩の配合、着つけ、風呂敷、時間と問題といった5つの項目からなります。
まず、12名の選手が6つのグループに分かれ、一度に2グループずつ同時に登場します。司会者の「では、和服着つけ大会を始めましょう」というアナウンスで、1番目のグループと2番目のグループが登場しました。緊張しているせいか、興奮しているせいか、最初は選手たちの着付けぶりがそそっかしくて、体さえも震えているようでしたが、しばらくして落ち着きを取り戻し、自分なりのペースで見事に和服の着付けと風呂敷を完成させました。選手たちは次々に登場し、一生懸命に練習したものを発表しました。今大会で、選手たちは美しい和服結びと風呂敷の包み方を展示してくれました。太鼓結びとか、蝶結びとか、いろいろあります。最後は先生達の採点もとに、一等賞、二等賞、三等賞が決まり、優勝者は賞品と証書を授与しました。大会終了後、和服に興味を持った参加者は我先にと次々和服を着てみては、とても賑わいました。
参加者の皆さんは、美しい和服の着つけや風呂敷を見たり、先生の評価を聞いたりして見聞を広め、また直接肌で体験して日本文化を深く理解し、とても楽しかったとの声が多くありました。