イベントレポート
2014年度日中大学生交流事業大成功!
2014年9月21日(日)
中山大学南キャンパスの外国語学院において、広州ふれあいの場主催による「日本の夏の風物詩・七夕体験IN中国」が開催されました。当日、およそ340人がイベントに参加し、会場は大いに盛り上がりました。
開催にあたり結成された“TEAMにーはお”は、宮城学院女子大学(以下宮学)の学生4人と中山大学外国語学院日本語学科の学生24人、合わせて28人からなり、3か月の準備期間を経て、来場者に仙台の七夕祭りの雰囲気を楽しんでもらえるよう、イベントを準備しました。
イベントは、ステージ、展示、折り紙体験と浴衣の着付け体験の四つのブースに分けられ、順調に進みました。また、ゲーム・展示・体験活動を通して、来場者は日中両国文化の独特な魅力と日本の夏祭りのにぎやかな雰囲気を感じさせられました。
イベントの冒頭では、宮学の4人が中国語で自己紹介し、七夕祭りの映像を放映しました。また、ステージの午前の部では、○×クイズ、中国伝統芸能パフォーマンス、日中民族衣装マッチングとのど自慢が行われ、中日両国文化の独特な魅力を感じられました。午後の部はスイカ早食い競争と宮学生の踊るソーラン節で、会場は夏祭りの雰囲気に溢れました。
イベントの最後は、楽しい盆踊りをもってお開きとなりました。
日本語の曲「Tomorrow」の演奏 日中民族衣装マッチング
展示ブースでは、仙台七夕祭りの紹介や、日本の東北地方の観光と祭り、2011年の東日本大震災の状況などの展示がありました。折り紙ブースでは、来場者が日本七夕と夏祭りに関する折り紙を習いながら、イベントのボランティア生とのコミュニケーションを楽しんでいました。また、短冊を付ける竹も飾られ、来場者たちが願いを祈りました。イベントの中で最も人気を博したのは着付けブースでした。みんなは日本の伝統衣装の浴衣を着て、記念写真を撮りました。
スイカ早食い競争 楽しい盆踊り
来場者が真面目に展示資料を読んでいる 浴衣の着付けブースが大人気
イベントのおかげで、来場者たちの日本文化に対する理解はより一層深くなりました。これは、きっと良好な中日関係の促進につながっていくことでしょう。日中大学生交流事業は両国文化交流の架け橋として、今後も重要な役を担っていくに違いないでしょう。
今回参加したボランティア生たち