イベントレポート
雲南文化体験
9月1日(月)
第一回“スタディーツアー”3日目、緊張状態が続いていた学生たちは、ようやく短い休暇ができ、昆明の螺蛳湾商業モール、お茶市場、民族村を訪れ、オリジナルの「雲南生活」を体験しました。
早朝、リラックスした雰囲気の中、商業モールへ行きました。ここは雲南最大の卸売市場ということもあり、商品の種類は多く、価格も非常に安いです。普段デパートやお店でしか買い物をしない日本人学生にとっては市場が実に珍しく、中国語が話せなくても身振り手振りで値段交渉をしました。
市場をぶらぶらした後は、広々としたお茶市場「康楽茶文化城」へ向かいました。日本も中国もお茶を飲む習慣がありますが、日本と中国のお茶文化はどういう違いがあるのでしょうか。雲南農業大学の教授は「雲南は茶の発祥地」と題して、雲南茶文化の起源と発展について知識を普及しました。
商業モールとお茶市場を訪れた後、待望の少数民族テーマパークへ行きました。日本人学生にとって、ここは最も楽しみにしていたところでした。中には、まだ一度も訪れたことがない中国人学生もいました。道中、午後の暑い時間帯にも関わらず、学生たちは全く疲れた様子も見せませんでした。
様々な古い建築、目移りしてしまう民族特産、独特の風格を持つ民族村、情熱溢れる歌舞ショー……日本人メンバーは次々とその貴重な場面をカメラに収めました。
学生らは、「雲南省に少数民族が多く集まっているのは知っているが、民族村に入り込んで彼らの文化を体験するのはめったにない機会。今回、民族村では少数民族の熱いおもてなしを受け、見聞を広められた一方で、雲南をより深く理解したいと思った。」と感慨深く口にしました。