イベントレポート
10月24日 日本語コーナー
10月24日(金)
広州ふれあいの場で、日中ふれあいコーナーが行われました。参加者は中国人学生55人(そのうち、広州経済大学の日本語学科二年生20人)、日本人学生2人、日本人社会人9人、その他8人合計74人でした。
今回の活動テーマは「読書スタイル」でした。科学技術の発展とともに、読書スタイルも日ごとに多様化するようになりました。人々は伝統的な紙の書籍を読むことができると同時に、携帯の便利な電子書籍を楽しむこともできます。参加者の皆さんはこの話題についてそれぞれの意見を述べました。
一部分の参加者は、やはり伝統的な読書スタイルのほうがいいと考えます。その理由は、紙の書籍の内容はより権威的で、それに、読者は自分がちゃんと本を読んでいるという実感が湧きやすいということでした。
それに比べて、電子書籍の質は保証できないうえ、電子書籍を読むのは、本を読んでいるというより、電子製品を見ている感覚のほうが強烈だといいます。それにもかかわらず、一部分の参加者は電子書籍のほうが優位を占めていると考えます。それは電子書籍のほうが携帯しやすく、より安価で、内容と形式もより豊富であるからです。
一番の強みは、やはり電子書籍が環境に与える害は紙の書籍よりずっと小さいという所にあります。毎年紙の書籍を造るために消耗する木材の量は無視できず、それに引き換え、電子書籍であれば、厖大な書籍内容を軽便な電子ドキュメントに転換することが簡単にできるからです。
このように参加者たちはそれぞれの意見を述べ、更に人数が多かったため、会場は活気がありました。