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イベントレポート

「スタディーツアー」が閉幕

9月15日(月)

雲南省と日本の大学生の意思疎通と交流事業を促進させるため、NPO法人日本雲南聯誼協会の主催で昆明ふれあいの場の共催による「第1回スタディツアー」最後の活動–成果報告会が、9月5日、雲南師範大学外国語学院109教室で行われました。雲南各大学の学生18人、東京大学・早稲田大学等の学生12人が各グループに分かれ学習内容の成果を発表しました。

今回のスタディーツアーは、「労働就職」「教育問題」「衛生環境」「エネルギー」「民族文化」「芸術」「健康と飲食文化」と七つのグループに分かれています。フィールドワークや話し合いをした結果、各グループは社会貢献に有益な案を出しました。

今回の成果発表会では、雲南大学・雲南師範大学・昆明理工大学・雲南民族大学・滇池学院の先生及び雲南日本聯誼協会のスタッフが審査員になって、「社会貢献」と「チーム協力」という二つの水準で各グループに対して審査を行いました。審査の中で、先生たちは発表の内容に対して評価を出したほか、各自の意見も言及しました。

グループそれぞれのテーマは異なりますが、みんな社会公益事業に自分なりに最大限の努力を尽くしました。衛生環境グループのみなさんは「歯の保護」をテーマに発表をし、民族文化グループのみなさんは民族文化のサークルを精一杯推し進め、教育問題グループのみなさんは村の小学校の図書館で本の分類や整理のアドバイスをしました。

厳しい審査と緊張する採点を経た結果、最終的に衛生環境グループと民族文化グループが今回のスタディーツアーの優秀チームになりました。

雲南師範大学日本語科の主任である張彦萍先生が今回の成果発表会を総括し、スタディーツアーのメンバーに祝福の言葉を贈りました。発表会の後、張先生は日本側のリーダーに「雲南師範大学図書館書籍寄付記念カード」を授与しました。

最終成果発表会は、「スタディーツアー」の最終日でもあります。発表会の後、メンバーは各自の感想と収穫を話し合いました。間もなくお別れということにもかかわらず、リラックスした楽しい雰囲気でした。それは、いつかきっとまた会えるとみんな信じているからです。

たった一週間という短い期間でしたが、学生はいろいろな経験や知識を得て、将来の道も見えるようになってきました。これが「スタディーツアー」を実施した意義にもなります

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