イベントレポート
喜屋武政勝副教授の学術講演
11月15日(土)
15日午後,昆明ふれあいの場が主催する学術講演が雲南師範大学外国語学院の201教室で行われました。
今回の講演会は、沖縄大学の日本語言語学研究家である喜屋武政勝副教授が講師となり、雲南大学・雲南民族大学・雲南師範大学・雲南大学滇池学院・雲南師範大学文理学院等、昆明にある5つの大学の日本語教師及び日本語専攻の大学院生計35名が参加しました。昆明ふれあいの場の業艶英先生が歓迎挨拶を、雲南師範大学日本語科の範広融副教授が終わりの挨拶をしました。
業艶英先生による歓迎挨拶 範広融副教授による終わりの挨拶
喜屋武副教授は「語彙の習得」を中心にして、語彙を教える過程に存在する問題点を提起し、それに合わせる教授法を説明しました。ユーモアある分かりやすい説明が先生たちにはとても印象的でした。そして、聞き取れた内容もその場で覚えたそうです。喜屋武副教授が紹介してくれた教授法はとても実用的だと先生たちは感想を述べました。
熱心に耳を傾ける日本語教師と大学院生たち 喜屋武政勝副教授
講演後の質問時間で、先生たちは喜屋武副教授と熱く討論しました。今回の講演会は、昆明の大学における日本語教育のレベルを向上させたと同時に、各大学の日本語教師間の相互連絡と交流にも繋がりました。