イベントレポート
国際交流基金日中交流センター阿南惟茂所長ご一行 山東師範大学ご来訪
2015年3月21日(土)
3月21日午後、山東師範大学の于涛副校長は、国際交流基金日中交流センターの阿南惟茂所長、在青島日本総領事館の遠山茂総領事、東京日本語学院の荒木乾興院長ご一行と会見しました。双方は日中の文化交流と教育分野での協力について意見交換を行いました。会談には、中国国家外国専門家局海外人材情報センターの陳化北主任、本校の関連部門職員も出席しました。
山東師範大学の于涛副校長は大学を代表して、阿南惟茂所長ご一行の御来訪を歓迎しました。于涛副校長は、これまでの学校運営や教師の力量、専門科目及び国際交流等各方面の現状について紹介しました。また、于涛副校長は、国際交流基金日中交流センターと山東師範大学が共同で設立した「中国ふれあいの場」は、日本語教育研究のプラットフォームとして大きな役割を果たしており、日本との友好交流も益々増え、実り多い成果をあげたと評価しました。
今回、阿南所長御一行は済南を来訪し、桜の植樹活動に参加し、且つ在済南の各大学の日本語専攻の一部の学生達に対し特別テーマの講演会を行いました。それは日中両国民の民間交流において重要な意義があります。
阿南所長は挨拶の中で、山東師範範大学に対し、「中国ふれあいの場」の設立及び各活動の展開の為に努力、尽力されたことに感謝の意を表され、日中文化交流の窓口として重要な役割を果たし、日中両国民の理解を深め、両国民の友情の増進を促す懸け橋になるように大きな期待を抱くと述べられました。
また、3月22日に長清湖キャンパスで行われるイベントが円満な成功を収められるよう祈念しました。「中国ふれあいの場」が主催するイベントを、在青島日本総領事館の遠山茂総領事、東京日本語学院の荒木乾興院長、中国国家外国専門家局国外人材情報センターの陳化北主任は高く評価しました。
「済南ふれあいの場」は、2013年11月23日に国際交流基金と山東師範大学の協力により設立された12番目の「中国ふれあいの場(日中友好の窓口)」であり、山東師範大学の日本語専門の建設及び日本語人材の育成、更に日中の文化交流にも重要な役割を果たす重要な意義があります。
訳:殷明艶