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イベントレポート

第十回中華全国日本語スピーチコンテスト・中山大学選抜試合開催

2015年4月30日(木)

広州ふれあいの場が共催した第十回中華全国日本語スピーチコンテスト・中山大学選抜試合が4月30日に、外国語学院3階学術ホールにて開催されました。日本語学科から学生合計11名が選抜試合に参加し、日本語学科の5名の先生が審査委員を担当しました。選手は「くじ引き」によって出場順番を決め、司会者である当学科3年生の孫怡筱さんが試合ルールと採点基準を説明してから試合が正式に始まりました。

 スピーチテーマは大会組織委員会によって指定され、選手たちが「日中交流の未来予想図―チャンスとチャレンジ」と「スマホで得たものと失ったもの」の2つのテーマから1つを選ぶことになります。1番目の出場者が2年生で、彼女はきれいな発音と生き生きとした表現力をもって審査員と来場者から拍手を受けました。他の学生も次々と出場し、いずれもスピーチの話題が豊富であると共に、内容も前向きなものでした。特に、4年生の呉欣栄さんが穏やかな雰囲気で流暢な日本語を用いて、中日関係の未来図は若者が描くものだと語ってくれました。試合は一時間に及び、審査結果により四年生の呉欣栄さんが一等賞に決まりました。呉さんは中山大学を代表して2015年5月に広州外語外貿大学で開催される第十回中華全国日本語スピーチコンテスト華南地区決勝戦に臨むことになります。3年生の濮斌傑さんと2年生の趙万軍さんが2等賞を受賞し、その他の学生が3等賞に選ばれました。審査結果発表後、先生方が受賞者たちに賞状と賞品を授与しました。

選抜試合終了後、日本語学部の謝崇寧準教授、羽田帆奈美先生及び外国語学院副学部長兼日本語学科長の邱雅芬教授にコンテストの講評をしていただきました。今回は準備時間が短かったにもかかわらず選手たちが一生懸命準備してくれたこと、積極的にコンテストに参加したこと、スピーチの内容が感動的なものであることが評価されました。日本人教員の羽田先生も学生たちの日本語発音などを指摘し、舞台に立つ以上笑顔が大事だということを示唆してくれました。会場には日本人留学生も含めて40人ぐらい来ており、選手たちのチャレンジ精神が来場者に深い印象を与えました

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