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イベントレポート

于濤副校長によるアジア共同体シリーズ講座

2015年5月20日(水)

5月20日午後、日本語学科が担当しているアジア共同体シリーズ講座第九が長清キャンパスで行われました。今回の講座にいらっしゃったのは、山東師範大学副校長・博士指導者于濤教授で、講座テーマは「便器カバー現象と日本品質」です。外国語学院日本語学科主任の李光貞教授は講座の司会をしました。講座には、全校から各専攻約300人が参加しました。

于濤教授は面白い言葉で、まず、近年我が国の観光客が日本に行き大量の高機能便座カバーや電気炊飯器など爆買いすることがホットな話題になったことを切り口に、その現象の裏にある根本的な原因は製品の質の問題であると指摘しました。そして于濤教授は、便座カバー現象・日本質及び「便器カバー」現象の啓示と個人的感想、3つの角度から具体的に便器カバー現象の裏にある製品の質における科学原理を説明しました。

説明の中で、于濤教授は面白い言葉で若い頃自分がアメリカに行ったことの逸事を通して、皆さんに質における管理の基本的な専門知識を話しました。最後に、大量の図表を根拠として、中国と日本や欧米などの先進国と比べると、中国は製品の質における標準はまだまだ大きな差があるということを指摘し、皆さんに製品の質の重要性を認識させ国産製品と外国製品の違いを正しく取り扱わなければいけないと話しました。会場からは盛大な拍手が沸き起こり講座は終了しました。

講座終了後、皆さんは次々に、自身の品質管理等における基本的な知識が身につき、我が国と先進国における製品の質上での違いを認識したと延べました。

訳:王玉潔

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