イベントレポート
交流会と調印式
2015年6月15日(月)
西寧ふれあいの場で、アジア保健教育基金会の北村均理事長、青木郁常務理事、内海理事と青海民族大学外国語学院日本語専攻の学生たちとの交流会を実施しました。日本アジア保健教育基金は2006年から我が校の日本語専攻及び西寧ふれあいの場に80万元以上の設備投資、教材建設、奨学金制度等の支援等、日本語学科日本語教育の質を高める役割を果たしています。
交流会の始め、西寧ふれあいの場の巴図先生が西寧ふれあいの場の基本状況及び2009年以降の利用者数やこれまでに開催したイベントについて紹介しました。また、日本語学科の学生は、日本語を学習して学んだことや西寧ふれあいの場を利用した感想等を日本語でスピーチしました。また交流会では、学生達が心を込めて準備した地域・民族の特色を現した出し物を披露しました。
交流会の後にアジア保健教育基金と青海民族大学奨学金プロジェクトの調印式が行われました。調印式には、靑海民族大学の党委員会書記の赵燕武氏、国際交流センター主任の祁富民氏、外国語学院書記のタシツェラン氏、馬副院長、吴晓红副院長等の関係者が出席しました。
奨学金制度の更新にかかる調印式ではタシツェラン先生が司会を担当し、赵燕武党委員書記と北村均理事长はそれぞれ双方を代表し挨拶しました。赵燕武党委員書記はまず、近年の外国語学院での実績を評価し、同時にアジア保健教育基金の10年来の本校への支援に感謝し、今後さらに協力関係を発展させていきたいと述べました。
北村理事長は、青海民族大学との協力関係を通じて日中交流の役割を果たすと同時に、今後も長期に渡る交流関係を継続していく意思を表明しました。続いて、青海民族大学国際交流センターの祁富民主任代表青海民族大学と日本アジア保健教育基金の北村均理事長は4度目の奨学金締結合意書にサインしました。この合意書はこれから5年間、我が校日本語専攻の学生約100名がアジア保健教育基金の奨学金や賞品を得ることになります。
調印式終了後、赵燕武書記と北村理事長の双方は記念品交換を行い、記念写真を撮りました。