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イベントレポート

ふれあいの場日中大学生交流イベント 320名超の来場者で賑わう

国際交流基金と広州ふれあいの場(中山大学外国語学院)共催の日中大学生交流イベントが9月20日、同校外国語学院一階ホールで開催されました。

このイベントは、本学日本語学科の学生や外国人留学生、周辺学校からの学生を含め、320名を超える多くの来場者を得て、会場は終始賑やかな雰囲気に包まれていました。

 

TEAM KIBI(吉備国際大学)の学生チームが、地元岡山ゆかりの「桃太郎」にちなんだ「衣、遊、舞、創、食、友、学」の7つのブースを企画。日中大学生の共同作業で、イベントの準備・運営・実施に取り組みました。

どのブースも内容が新鮮で面白く、来場者を大いに楽しませました。

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イベントは9月19日午前10時15分、開幕式からスタート!

吉備国際大学チームのメンバーが自己紹介をすると、会場からは大きな拍手があがりました。そして、桃太郎と青鬼に扮した司会者が、今回のイベントのコンセプトである「岡山県」と「桃太郎」について簡単に紹介しました。

次に、ステージでは「ファションショー」が始まりました。

来場者はファションショーに対する関心が高く、会場からモデル役を募ると、20人以上がファションショーに参加したいという意欲を見せてくれました。最終的に、ジャンケンで男子学生3名と女子学生3名に決定。ショーでは衣装に身を包んだ学生たちが、かっこいいポーズを披露してくれました。

ファッションショーが終わると、「衣」と「友」の体験ブースの前に長い列ができました。来場者は日本の伝統衣装「浴衣」に対して好奇心と興味を抱き、試着したいという強い思いを持っているようで、たくさんの人が集まってきました。

運営スタッフが慣れた手つきで来場者に浴衣を着付けると、来場者は初めての浴衣体験に大喜びし、記念写真をたくさん撮っていました。

一方、「友」の体験ブースでは、スタッフたちが来場者の顔に色とりどりの「お祭メイク」を施し、お祭り気分を盛り上げていました。

午前の部が終了に近づく頃、「うらじゃ」踊りの音楽が流れ始め、会場の雰囲気が頂点に達しました。

「うらじゃ」の総踊りは、8月に開催される岡山「桃太郎まつり」のメインイベントとなっているそうです。来場者は「うらじゃ」の魅力に惹かれ、次々に踊りの輪に加わり、この踊りを楽しみました。

お昼の休憩を経て、午後1時30分から午後の部が開始。「食」「遊」「創」「学」などのブースが人気を集めました。午前に引き続き、多くの人で賑わいました。

かわいらしいお茶目なメイク、奇妙な「うらじゃ」踊り、美味しい日本料理、面白い鬼撃ちゲーム、浴衣試着など、どれも来場者にとって日本文化を堪能する有意義な体験でした。

  

午後4時30分、会場に再度「うらじゃ」踊りの音楽が流れると、みんな手を組んで踊り、名残を惜しみながら、イベントの幕を閉じました。

日中の若者は、イベントの共同作業を通じて、相互に交流や理解を深め合い、学びあうことができました。楽しむこと、知識を増やすこと、友情を得ること、全ては今回のイベントの収穫であり、企画の趣旨でもあります。

イベントは幕を閉じたものの、これは交流の終わりではなく、新たなスタートになるでしょう。

日中両国の友情が末永く続きますように!

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