イベントレポート
「長春ふれあいの場」開幕式
2015年10月14日(水)
10月14日、「長春ふれあいの場」の開幕式が吉林大学で開催されました。開幕式には、阿南惟茂元駐中国大使・国際交流基金日中交流センター所長、高橋耕一郎国際交流基金日中交流センター事務局次長、大澤勉日本国駐瀋陽総領事館総領事、王宇長春市政府外事公室主任、劉徳斌吉林大学学長補佐兼吉林大学公共外国語学院院長及び周異夫吉林大学外国語学院院長が出席しました。
周異夫院長は今回の式典の司会を担当しました。劉徳斌学長補佐、高橋耕一郎次長、大澤勉総領事、王宇主任が開幕式のご挨拶をされました。劉徳斌学長補佐は吉林大学の対日交流状況を簡単に紹介し、「長春ふれあいの場」が両国青少年交流を促進し、両国文化交流を伝播する「窓口」となるうえ、両国民間友好交流を推進することを望んでいると述べました。次に、高橋耕一郎氏は「長春ふれあいの場」が長春の市民たちと各大学の日本語教師と学生の支持のもとで、より積極的な役割をはたすことを期待していると述べました。また、大澤勉総領事は、吉林大学の東北三省における日本語教育の先頭地位を高く評価し、「長春ふれあいの場」の開設が吉林大学のより高いレベルの日本語関係のイベントの開催のきっかけとなることを望んでいると述べました。王宇主任は長春市対日交流の現状を紹介し、吉林大学が「ふれあいの場」を十分に利用し、日本語人材育成においてより多くの成果を得ることを期待していると述べました。最後には劉徳斌学長補佐、阿南惟茂所長、王宇主任が「長春ふれあいの場」の除幕を行いました。
式典終了後、阿南惟茂所長は吉林大学の教師及び学生を対象に、「日中文化交流の歴史と未来」と題した記念講演をしました。
吉林大学国際交流課、外国語学院及び長春にある他大学の教師及び学生代表が今回の式典と記念講演に出席しました。
「ふれあいの場」は日本国際交流基日中交流センターにより設置された施設であり、両国青少年の相互理解とプロジェクトが終了後、長春市政府外事事務所の推薦と協力により吉林大学に移設し、吉林大学外国語学院により日常運営されることとなりました。