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イベントレポート

人生の夢について心置きなく語る

2015年9月17日(木)

9月17日午後、昆明ふれあいの場と雲南師範大学外国語学院日本語学科は共同で「いかにして人生の目標を打ち立てるか」と題した日本語講座を雲南師範大学外国語学院310教室で開催しました。この講座のスピーカーは、株式会社ニコン技術総監の下垣昭宏氏にしていただきました。講座には、雲南師範大学外国語学院の日本語学科の先生と教師60名余りが参加し、日本語学科の張彦萍副教授が歓迎の挨拶をされました。

下垣先生は3部に分けてどうやったら人生の目標を打ち立てることができるか、どうやったらその目標を実現できるかについて述べました。まず下垣先生は、卒業後の就職はゴールではなくスタートであることを強調しました。また、イェール大学の調査データを示して、大学在学中に人生の目標を定めることの重要性を訴えました。

次に、いかにして人生の目標を設定するかに重点を置いて解説しました。その中で下垣先生は、自身の夢をプレートに書くことを薦めました。夢を文字化することによって、その夢へのエネルギーを現実的なものにし、自身を奮い立たせるのだと述べました。また、日本人著名人が幼かった頃にたてた夢の紹介を通し、目標を打ち立てるには、努力を続けること、感謝の気持ち持つことが必要だと述べました。

下垣先生は更に、世界の成功者は全く順風満帆な生活を送っていないことを述べました。人生というものは失敗して成長し、失敗して強くなっていく。学生達には、現実的な短期目標と長期目標を定めることを望まれました。また、目標を持つことこそ目標を達成する一番の原動力になると述べました。

最後は質問コーナーです。皆さんは、日系企業への就職やいかに夢を実現させるかについて質問し、下垣先生と深く討論ました。下垣先生は自身の人生経験を話し、ゆるぎない意志と努力さえすれば困難も多い。経済的な問題を理由に夢をあきらめないよう、夢を追いかけるよう笑って励ましました。講座終了後、学生達はこのような社会的学術講座に参加し、リスニング力をアップできただけでなく、日本企業についても理解でき、大きな収穫があったと述べていました。


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