イベントレポート
高瀬匡雄先生の学術講演
2015年11月7日(土)
11月7日午後,昆明ふれあいの場が主催する学術講演が雲南師範大学外国語学院の101教室で行われました。今回の講演会は、日本の日本語言語学研究家である高瀬匡雄先生が講師となり、雲南大学・雲南民族大学・雲南師範大学・昆明大学・雲南大学滇池学院・雲南師範大学文理学院等六つの大学の日本語教師及び日本人教師、日本語専攻の大学院生計36名が参加しました。雲南師範大学日本語学科の範広融副教授が始めと終わりの挨拶をしました。
高瀬先生は「奥田靖雄――人と学問――」を中心に、日本語言語学学者奥田靖雄の日本語に対する研究を紹介し、中でも日本語のテンス、アスペクト、語彙などについての研究を含めています。ユーモアで分かりやすい説明が先生たちにはとても印象的です。今回の講演を通して、日本語に対する理解が深まって、大変勉強になったと先生たちは感想を述べました。
講演後の質疑応答で、先生たちは高瀬先生と熱く討論しました。このような講演会は昆明の大学における日本語教育のレベルを向上させるのに役立つと同時に、各大学の日本語教師間の相互連絡と交流にも拍車をかけています。