イベントレポート
3月5日 日本語コーナー
2016年3月5日(土)
3月5日午前、新学期初の日本語コーナー「日本書道体験イベント」を済南ふれあいの場で開催しました。今回のイベントには、山東師範大学日本語教師の高崎長男先生をお招きしスピーカーとなっていただきました。イベントには、70人余りの大学生、社会各界の来賓の方々が参加しました。
イベントの初めに、学生ボランティアの責任者である陽超さんは皆さんを熱烈に歓迎し、ご来賓の皆さんを紹介した後、書道体験イベントのテーマと流れを簡単に紹介しました。そして、イベントのスピーカーである高崎先生は、ユーモア溢れる言葉で日本書道に関する基本知識を紹介してくれました。先生の話によりますと、日本書道は総合芸術で、境地や情操、芸術感を追い求めます。日本書道は、漢字書道と仮名書道、流派、階級等、異なる部門や種類により分かれています。高崎先生がお手本を示してくれた後、皆さんは先を争い、先生の指導のもと、手本を真似て書きました。皆さんは高い興味を示し、積極的に日本語で交流しました。高崎先生は、皆さんの練習する様子を見て、次はまた具体的な指導をしてくれました。最後に、高崎先生は皆さんの作品を評価し、最優秀作品を選び、先生が自身で用意した賞品をプレゼントしました。
楽しみながら学んだ体験は、現場の雰囲気をリラックスさせ楽しませました。今回の日本書道体験イベントを通して、書道の趣を体験しただけでなく、日本文化の知識も得、非常に有意義なイベントだったと皆さんは口々に感想を述べました。
済南ふれあいの場は2013年11月に成立以来、社会各界の関心の下、また、日中両国関係者の多大なる支持の下、心を込めて活動を行ってきました。また、イベントの宣伝にも力を入れ、内容も質もよく、既に好評を得ています。当初は約40人が参加する予定でしたが、当日は予想を超え70人余りが参加しました。このことは、社会各界が済南ふれあいの場のイベントを高く評価している証しであり、今後活動するにおいて大きな原動力にもなります。
訳:王玉潔