イベントレポート
第1回「広州ふれあいの場大学生日本語アフレコ大会」決勝戦
2016年3月12日(土)
第1回「広州ふれあいの場大学生日本語アフレコ大会」決勝戦が2016年3月12日午後、中山大学外国語学院にて行われました。今年の一月の予選から選ばれた16組の選手が本大会に出場しました。中山大学の謝崇宁先生、広東外国語外貿大学の劉金挙先生、暨南大学の羅暁紅先生、広東財経大学の呉楓先生及び4名の広島大学教育学部海外日本語教育実習生が審査委員を担当しました。開会にあたり、中山大学外国語学院副院長、広州ふれあいの場主任の邱雅芬先生が主催者を代表して開会挨拶を行いました。
決勝戦は持参作品と大会指定作品という2回の対戦があります。1回戦は選手が事前に準備した作品を決勝現場でアフレコします。ユーモアに富み楽しませてくれるアニメから感動系ドラマまで、選手たちの選んだ作品の題材は幅広いものでした。1回戦で上位10位に入った選手だけが2回戦に進めます。2回戦は即席アフレコです。たった5分間の準備時間しか与えられませんでしたが、多くの選手が大会指定のアニメを上手にアフレコしました。選手たちの素晴らしいパフォーマンスに観客席からは大声援と拍手が贈られました。本大会は1等賞1名、2等賞2名、3等賞3名、優勝賞10名が選ばれます。1等賞を勝ち取ったのは中山大学日本語学科の潘世婧組です。同じく中山大学日本語学科の羅倩倩組と広東松田職業学院の向恵組が2等賞を受賞しました。
最後に、本大会の指導教員、中山大学日本語学科の徐愛紅先生が大会実施にあたり、ご支援とご尽力いただいた関係者の皆様に感謝を表しました。そして、本大会は日本語愛好者の相互交流と相互学習の機会となり、今後、広州ふれあいの場は引き続き皆さんにこのような機会を作りたいと述べました。