イベントレポート
日本語学科の大学院受験経験交流会
2016年5月10日(火)
5月10日の晩、外国語学院日本語学科と済南ふれあいの場は、山東師範大学長青湖キャンパスC349教室で大学院受験経験交流会を行いました。交流会のスピーカーは、北京大学、対外経済貿易大学、北京第二外国語大学の大学院試験に合格した3名の優秀な先輩方で、彼らの素晴らしい経験を分かち合いました。この交流会には、日本語学科の3年生と2年生全員が参加しました。
まず、対外経済貿易大学に合格した劉暢さんが大学院受験のプロセスを詳しく述べてくれました。彼女は、受験勉強においては、早めに自分に合った計画を立て、計画通りに進めるべきで、前期はしっかりと日本語の基礎知識を固め、後期は翻訳などの練習に力を入れ、かつ、政治科目やあらゆる知識を積み重ねて記憶することも重視したほうがいいと指摘しました。
続いて、北京大学に合格した劉燕清さんは、自身の大学院受験の経験から、研究目標・学校選択・準備プロセス及びこの期間の心理状態の調整等について共有してくれました。彼女は、普段から知識を少しずつ積み重ねていくことや、人との交流、入試の過去問題を解くこと、自身の弱点を知り学習法を改善することの重要性を説きました。また、大学院受験のプロセスでは、良い心理状態を保ち、自信を持って最後まで努力することについて言及しました。
また、北京第二外国語大学に合格した辛巧さんは、それぞれ専門科目の成績の向上や受験期間のスケジュールについて自身の経験を話しました。彼女は、個人の特徴に合わせてスケジュールを作り、学習効率を上げるべきだと強調しました。3人の先輩方の素晴らしい発表に、会場からは大きな拍手が沸き起こりました。最後の質疑応答では、参加した学生たちから大学院受験や学習等について積極的に質問があがり、先輩は根気強く答えてくれました。
今回の経験交流会を通して、皆さんは受験勉強への理解を深めただけでなく、大学院を受験する学生にとっても貴重な経験となりました。同時に、受験に対して自信と勇気をしっかり持つことができ、将来の目標を選択するのにも大きな助けとなりました。
統計によりますと、2012級日本語学科30名の卒業生は大学院受験でとても良い成績を収めたそうです。12名の学生が準院生になりました。これは、クラス全体の40%を占めます。合格した大学には、北京大学、上海外国語大学、対外貿易大学、中国伝媒大学、天津外国語大学等の中国の有名大学と、日本の北海道大学、鹿児島大学、北海道教育大学があります。
訳:王海娣