イベントレポート
日本BTRDチーフ浦江千幸氏による交流授業
2016年3月27日(日)
3月27日午前、東語楼の302教室にて日本BTRDチーフの浦江千幸さんによる日本舞踊の講習会が行われました。浦江先生は、日本の歌とダンスを使ったやり方で日本文化の独特な魅力を紹介しました。
交流事業には、日本語学科20名余りの学生も積極的に参加しました。浦江先生によりますと、我が校は彼の中国訪問の中で、11番目の学校です。浦江先生は、事前に準備した楽譜の中から日本の伝統歌曲「手のひらを太陽に」と「ふるさと」の音楽を選択しダンスしました。それから、日本民謡や北島三郎、AKB48、安室奈美恵といった日本の有名歌手を紹介し、同時に『函館の女』、『恋するフォーチュンクッキー」等、彼らのヒット曲を紹介しました。最後に、5年前に起こった東日本大地震の復興・支援のために作られた曲「花は咲く」を紹介してくれました。
当時、大地震を経験した浦江先生は、交流授業の最後にこの曲で締めくくりました。会場の学生たちは、静かに手を取り合って輪になり、浦江先生と一緒に曲の振り付けに合わせ、死者を哀悼し、生存者を励ましました。
今回のイベントでは、学生たちは机上の学習から離れ、歌やダンス等から日本文化の独特な魅力を感じ取り、日本文化に対する興味を高め、今後の日本語学習において大きな助けとなりました。