イベントレポート
日本語能力試験の経験交流会
2016年5月28日(土)
5月28日午前、済南ふれあいの場で日本語能力試験に関する交流会を行いました。スピーカーは日本語能力試験1級に合格した外国語学院日本語学科2013級の4人の優秀な学生たちが担当し、素晴らしい経験をシェアしてくれました。交流会には、済南市内の各大学の教師と学生約40人が参加しました。
交流会ではまず、馮銀萍さんがPPTを使って、N1のプロセスを述べました。具体的には、試験時間、質問タイプ、資料の内容等についてです。続いて杜珵さんは、自らの経験と結びあわせながら、文法、読解のコツを詳しく説明しました。更に微信(Wechat)の公式アカウントで、「日本語学習」と「暁東日本語」を推薦しました。
また、管娜さんはユーモア溢れる言葉で豊富な経験を紹介し、学生に対して、良い心理状態を整え、自信を持つようにと励ましました。最後に、李珍さんは主に「リスニング」について細かく説明しました。彼女は、普段から沢山読み、沢山聞くことが大事だと指摘し、また、ニュアンスの重要性についても言及しました。4人の学生の素晴らしい発表に、会場からは大きな拍手が沸き起こりました。交流会終了後、皆さんはそれぞれグループに分かれ討論をしました。来場者は、スピーカーの学生や日本人と、興味ある話題について深く交流しました。
今回の交流会は、学生の日本語能力試験への理解を深めただけではなく、同時に、N1試験に参加する学生さんにとっても貴重な経験となりました。この交流会に参加した学生たちは、今後の日本語学習において大きな助けになったと口々に述べていました。
訳:王海娣