イベントレポート
第二回日中大学生文化交流祭
2016年9月10日(土)
9月10日午前、山東師範大学、国際交流基金、済南ふれあいの場との共催で、「第2回日中大学生文化交流祭」が山東師範大学千仏山キャンパス図書館五階で開催されました。今回の日本大学生交流グループは国際交流基金日中交流センターの諸田知恵美氏をリーダーとして、東京学芸大学、神奈川大学、筑波大学の8名の学生から構成されています。山東師範大学・山東建築大学・山東政法学院・山東青年政治学院・山東財経大学・山東交通大学・山東女子学院・斉魯工業大学・斉魯師範大学・済南大学・済南外国語大学・山東師範大学附属小学、山東科学院などの済南の各大学の教師や学生、社会各界の人など約250人がイベントに参加しました。済南ふれあいの場の責任者王晶先生が開幕式の司会を担当しました。
まず、山東師範大学外国語学院党委書記呂志紅氏、在青島日本国総領事館副領事紺野紗祐里氏は順に開幕の挨拶を述べました。
そのあと、日本から来た大学生と山東師範大学の大学生によって日中友好をテーマとしたイベントの幕が開かれました。最初に、山東師範大学附属小学5年5組の劉明瑄さんがみんなのために京劇「鴛鴦剣」を演じました。生き生きとした振る舞いからは中国国粋独特の魅力が涌き出ていました。続いて、日中両国の学生が真心込めて準備したイベントが始まりました。浴衣試着、うちわ絵付け、お面作り、プリクラコーナー、友情の絵などがあります。このような特色ある活動を通して、みんな日本文化を思う存分体験しました。今回のイベントでは、茶道具も用意しました。お茶を味わいながら、気軽に日本の文化を感じることができます。「日中友情の絵」では、みんな積極的に自分の思いを描きました。
今回の文化交流祭は、2015年第一回文化交流祭のイベントに続く交流イベントです。国際交流基金の日本大学生交流グループは9月4日に済南に来て、日中双方共同でイベントの準備を行いました。9月6日午後、山東師範大学斉魯文化研究院を見学し、斉魯文化の魅力を感じ取りました。9月7日午前、鄭玉貴先生の授業に参加しました。同日の午後は、長清キャンパス天頤広場で日中学生交歓会が開かれました。9月8日、山東省博物館も見学しました。イベント参加人数は500人以上に達しました。
今回のイベントは、各界の高い評価を得て、学生たちはすばらしい課外活動の経験となりました。学生の能力を高め、組織能力と団結精神も養いました。日中両国の学生はさらにお互いへの理解を深め、双方の絆を強固なものにしました。
翻訳:王海娣