イベントレポート
日本企業文化紹介セミナー
2016年11月4日(金)
11月4日、国際交流基金、延辺大学外国語学院、延辺ふれあいの場との共催で「日本企業文化紹介セミナー」を総合ビル7階の学術ホールで開催しました。今回のセミナーには、在瀋陽日本国領事館の筱原弘明様、国際交流基金の徳満小百合様、北京日本文化センターの菊池園子様、延吉秀愛食品有限公司社長の坂本高敏様、外国語学院の全永男副院長と日本語学部の孫雪梅主任が出席しました。
まず、眞鍋忠夫氏は「世界に通用する人材、日本企業が必要とする人物像、日本企業における女性の起用、外国人を起用した際の福利厚生、日本企業と海外企業の文化の違い」等の問題について詳しく解説しました。
眞鍋忠夫氏は、世界で通用する人材として、各国の文化知識を理解すると同時に、英語力をつけて視野を広げ、事実を知り、積極的に同業者以外の人達と交流を図り、体力と気力をつけるよう言及しました。
日本人の人材育成計画を通して、日本企業と海外企業の違いを解説し、今の日本企業の現状と将来性を簡潔に分析、推測し、日本企業独特の福利厚生制度及び女性社員の重視について指摘しました。
その後、樊雪妮さんは専門分野に精通した先輩として、自身の日本での勉強、仕事、生活及び就職プロセスを解説し、学友たちに日本企業の就職活動の様子や経験を伝えました。二人の講師の発表が終わると、学生たちは日本企業への就職や仕事面での交流、協力などについて質問し、セミナーに参加した感想も発表しました。真鍋忠夫氏と樊雪妮さんは学生からの質問に対して詳しく回答しました。豊富で的確、そしてユニークな講座スタイルは、学生達にとって新鮮に映り、勉強になりました。
翻訳:延辺ふれあいの場スタッフ