イベントレポート
日本語朗読大会
2016年11月20日(日)
待ちに待った「重慶市大学生日本語朗読大会」が重慶師範大学の凱撒ホールで行われました。今回、日本語学科を設置していない重慶市内の学校から朗読が上手な学生と日本語を第二外国語として学んでいる学生選抜が大会に出場しました。大会には、9大学21名の学生が参加しました。
今回の大会は、二年生専攻の部、三年生専攻の部と非専攻の部に分かれて行われました。専攻の部では、さらに暗唱朗読と即興朗読を二回にわけて行われました。出場者たちは自身の肉声で、日本語の魅力を披露しました。中でも非専攻の出場者による朗読は、非専攻とは思えないくらい素晴らしく、会場からは割れんばかりの拍手が沸き起こりました。最後に、重慶師範大学二年生の学生と四川外国語大学の三年生の学生は上手な朗読で審査委員の高い評価を得て、特等賞に輝きました。このほか、非専攻の部では、四川外国語大学の学生が特等賞を獲得しました。
来場者はこの大会を通して、音から日本語の魅力を感じとり、また日本語学習に対する新しい理解もできました。また、どの来場者からも、「出場者たちはみんなとても素晴らしく感心させられた」、「自身もいい勉強になった」という声が聞かれました。
翻訳:重慶ふれあいの場スタッフ