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イベントレポート

済南地域日本語教師研修会が我が校で開催

2016年12月10日(土)

   「山東省済南地域日語教師研修会」が千仏山キャンパス文化楼四階会議室で開催されました。研修会は中国日本語教学研究会山東分会が主催し、山東師範大学外国語学院が運営しました。また、済南ふれあいの場は協賛し、北京日本文化センター(国際交流基金)は特別賛助をしました。国際交流基金北京日本文化センター日本語教育専門家の清水美帆先生と中国海洋大学の王文賢教授は来賓として招かれ、講演を行いました。講演会には、山東省内の各大学、高校及び研修機関等23に及ぶ教育機関から日本語教師50人あまりが参加しました。山東師範大学外国語学院の王卓院長も講演会に出席しました。日本語学科の孫守峰副教授は会議の司会を担当しました。

   今回の会議は「日本語教学法」をテーマに、山東省の日本語教師のレベルアップと教師間の交流を促すことを目的に行われました。研修会は、午前の講演の部と午後の討論の部の二つに分かれて行いました。午前、清水美帆先生は日本語教師研修を中心に、国際交流基金の構造を簡単に紹介しました。それは、国際交流基金は全世界において、総合的に国際文化交流事業を実施する日本で唯一の専門機関であり、世界の人々と日本の人々の間でお互いの理解を深めるため、さまざまな企画や情報提供を通じて、人と人との交流をつくりだしています。

   その後、清水美帆先生は「中・上級の教え方を考える」というテーマで講演しました。彼女は、目前、我々は国際化社会の中で人と人の交流はすでに国家や地域を越えており、相互理解することはますます重要になりつつあると指摘しました。JF日本語教育スタンダードは、異文化交流能力や課題遂行能力をつけることを目的に、新しい視野を広げ、日本語リスニング教育を例に授業課程の設計を紹介し、来場者の耳目を一新させました。王文賢教授は講演の中で、「Dictogloss(ディクトグロス)による四技能の総合的向上を目指す指導を実践してみよう」という内容で話題を広げました。

   王先生の紹介によると、Dictoglossは1990年にR.Wajnrybによって提唱された外国語学習活動で、学習者は二、三回短文録音を繰り返して聞き、自主的に記憶し、グループで復唱し、言語を自由に話せるようになるというものです。午後の討論の部で、各代表は積極的に発言し、日本語教育の現場で直面する問題について白熱した討論を繰り広げられました。皆さんはとても勉強になったと口々に話していました。最後に王卓院長は、研修会が我が校で開催されたことを高く評価し、済南地域の日本語教育が益々発展することを願うと締めくくり、閉幕の挨拶としました。

   この研修会の開催は、参加者同士の交流を深め、更に済南地域の日本語教師の教学理念や教学方法への認識を高め、今後の日本語教学における革新的新構想の発見に有益なものになりました。

翻訳:王海娣

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