イベントレポート
「日本の伝統的な生活用品紹介」イベント開催
2017年4月8日(土)
4月8日午後、「日本の伝統的な生活用品紹介」と題したイベントが済南ふれあいの場で開催されました。このイベントには、山東師範大学・山東大学・山東青年政治学院・山東財経大学・山東政法学院・済南大学等の済南市内の大学から約50名あまりの学生が参加してくれました。このイベントでは、山東青年政治学院日本人教師の山形邦夫先生がゲストスピーカーを担当してくださいました。
山形先生は最初に写真を使って、参加者に故郷の静岡県の美しい風景を紹介してくれました。そして、PPTで日本の伝統的な生活用品の名を平仮名で示し、それぞれどの生活用品を指すかについてクイズを出すと、学生の皆さんは積極的に手を挙げて、自分が知っている物について、ほかの参加者と共有しました。続いて、山形先生は学生たちの答えにもとづき、順番に年賀状・風呂敷・お手元・手拭い・団扇・祝儀袋・巾着など、日本人が昔から使っている伝統的な生活用品を皆さんにひとつひとつ紹介しました。最後に、山形先生は「私たちはご縁があります」という言葉で、「五円」玉に含まれる特殊な意味を引き出しました。日本語の「五円」は「ご縁」と同じ読み方なので、日本では「五円」には「縁結び」の意味があります。山形先生はイベントに参加した皆さんに特別に五円玉のコインをプレゼントして、ここで皆さんに出会えてうれしいという思いを表明しました。イベントの最後に、学生の皆さんはゲストスピーカー及びイベントに参加した日本人と一緒に、自由に話し合い、交流を深めました。
今回の「日本の伝統的な生活用品紹介」イベントを通して、皆さんは日本人が昔から使っている生活用品について理解を深めると同時に、日本語学習のモチベーションを高めました。
翻訳:済南ふれあいの場、宋煒