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イベントレポート

三菱商事訪日研修経験交流会

2017年5月20日(土)

   5月20日午前、三菱商事訪日研修経験交流会が済南ふれあいの場で行われました。交流会のスピーカーは、「三菱商事2017年度国際貢献事業山東省大学国際交流訪日団」に参加した外国語学院の賈婷婷さん、メディア学院の高環宇さんと地理と環境学院の張甜甜さんが担当しました。この交流会には、駐済南日系企業協会会長の工藤修一氏、山東青年政治学院日本人教師の山形邦夫さん、山東師範大学日本人教師の福ケ迫加那さん、和歌山県庁から派遣されている阪口昂さんなどの先生方と、山東師範大学・山東財経大学・山東青年政治学院・済南大学など済南市内の大学から約20人の学生が参加しました。

   交流会の初めに、外国語学院日本語学科2014級の賈婷婷さん、メディア学院2014級の高環宇さん、地理と環境学院2014級の張甜甜さんがそれぞれ講演しました。彼女たちは写真を用いて、三菱商事訪日研修の経験を皆さんに具体的に説明しました。まず、賈婷婷さんは研修期間に見学した日本一のアジア研究の図書館--東洋書庫を詳しく紹介しました。そこで、彼女たちはよく保存された貴重な書籍をたくさん見物しました。また、三菱商事の本部を見学して、その先進的な技術を体験しました。ビール工場で日本ブランドのビール「一番搾り」の魅力を感じました。自動車工場では三菱自動車記念館を見学しました。彼女たちにとって、それらの体験は印象深く、深い感銘を受けたようです。また、彼女たちは六義園、山下公園、横浜中華街、嵐山や東大寺など有名な観光地で観光しました。続いて、高環宇さんは自分の日本滞在中の経験を結びつけて、皆さんに心得を共有しました。つまり、日本のきちんとした環境や、三菱工場の分業がはっきりしていて細かく分かれているということは、彼女たちに深い印象を与えました。張甜甜さんも今回の見学の経験で学んだことから得た様々な成果を話しました。

   三人の講演が終わった後、皆さんはゲストスピーカー及びイベントに参加した日本人と、交流を深めました。今回の三菱商事訪日研修経験交流会は、学生たちの三菱商事に対する理解を深めると同時に、学生たちの視野と見聞を広めました。

   (注:「三菱商事国際貢献事業山東省大学国際交流訪日団」は、山東省の大学生を日本に招聘し友好的な国際交流を行い、両国間の友誼と理解を深めることを目指しています。このプロジェクトは三菱商事社会貢献事業の重要な部分を占めており、毎年山東省の大学生を対象に約16名招聘し10日間前後日本を訪問します。2013年には、本校と三菱商事が本校の優秀な学生を毎年3名「三菱商事国際貢献事業山東省大学国際交流訪日団」に参加させるという参加枠を設けることで合意。これまでに4グループの教師と学生が参加しました。)

翻訳:宋煒

 

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