イベントレポート
日本のドキュメンタリー映画観賞会
2017年6月17日(土)
6月17日午前、日本のドキュメンタリー映画を観賞するイベントが済南ふれあいの場で行われました。イベントには駐済日系企業協会会長の工藤修一氏等、済南で働いている日本人、済南大学・山東青年政治学院・山東師範大学などの済南市内の大学から約30人の学生が参加しました。今回のイベントでは、優秀なNHKドキュメンタリー(ドキュメント72時間)「カプセルホテル・ワンダーランド」と「羽田空港・夏から秋へ」の二本を観賞しました。
「カプセルホテル・ワンダーランド」では、賑やかな繁華街にあるカプセルホテルが紹介されました。カプセルホテルは狭いですが、安価で心地よいことから、様々な人がこの宿に集まってきます。この不思議な空間を目新しいと思って体験に来る外国人もいれば、生計のためにここで長いこと寝泊りしているサラリーマンもいます。また、病気でリハビリ中の中年男性や、陸上競技の夢のために努力している17歳の少年もいます。彼らはカプセルホテルに集まり、自分の生活と夢のために奮闘し、楽しく充実した日々を過ごしています。「羽田空港・夏から秋へ」は、夏から秋へと季節が変わる時期に羽田空港を利用する旅行者たちにスポットをあてたもので、人それぞれの夏休みの過ごし方や人生を追ったものでした。家族愛の絆、夢を追い続ける旅人・・・このような普通の人々の物語に感動させられました。
ドキュメンタリーを観賞した後、皆さんは交流を深め、会場は笑い声に包まれました。今回のイベントで、皆さんは日本の普通の人々の生活習慣と様々な人生を知り、日本社会と日本文化に対する理解を深めました。
翻訳:宋煒