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イベントレポート

夏期訪日研修経験交流会

2017年9月2日(土)

9月2日の午前、「夏期訪日研修経験交流会」イベントが済南ふれあいの場で行われました。「2017年夏期訪日教育実践活動」に参加した山東師範大学外国語日本語学科の学生劉文松さん、高欣姸さん、張語熹さん、張月さんがスピーカーを担当しました。山東師範大学、山東大学、山東青年政治学院など済南市内の学校の学生と日経企業の社会人およそ30人がこのイベントに参加しました。

スピーカーの四名は、PPTを通して、直観的かつ具体的に訪日研修の経験と感想を述べました。まず、劉文松さんが皆さんに実践団の一日目と二日目の活動を紹介しました。実践団は和歌山外国語専門学校を見学しました。和歌山外国語専門学校と山東師範大学は長い間友好関係を持っており、何人もの本校の学生と教師がここで勉強しました。今回の訪問で、学生たちは素晴らしい講義を三つ聞き、授業の現場を見学し、座談会に参加し、教育の事業に従事する日本人たちと深く交流しました。このようにして、学生たちは口語とヒアリングを練習し、その能力を高めました。そして、高欣姸さんは実践団の三日目と四日目の体験を詳しく紹介しました。この二日間、実践団は和歌山大学、株式会社花王和歌山工場、新宮市立緑丘中学校、神倉小学校を見学しました。実践団は工場を見学しただけではなく、授業の現場にも入りました。和歌山大学国際交流学科の学生、緑丘中学校の学生、神倉小学校の学生との交流で、実践団の皆さんは大変勉強になりました。

続いて、張語熹さんは五日目と六日目の体験を紹介しました。この二日間、実践団は新宮市の市役所を見学し、そこで新宮市観光協会の丹雨生会長の講義を聞き、新宮市の田岡実千年市長を表敬訪問しました。新宮市に滞在中、皆さんは徐福公園、加賀茂神社境内にある徐福宮と徐福宮以南の徐福上陸地記念碑を実地調査しました。また、「扇立祭り」という当地の民間活動にも参加しました。

最後に、張月さんは第七日と第八日の体験を紹介しました。この二日間、実践団は関西大学を見学しました。瀋国威教授が自ら皆さんを引き連れ、キャンパス、図書館と研究室を見学しました。また、座談会を行い、両校が友好関係を結ぶ意向に達しました。張月さんは今回の活動の成果を総括しました。実践団は八日という短い間に、大学を二箇所、中学校を一箇所、小学校を一箇所、言語学校を一箇所、日本企業を一箇所、政府機関を一箇所訪問し、徐福遺跡と世界文化遺産二箇所を調査し、講義を四つ聞き、民間活動に参加し、身を持って日本文化と技術を体験しました。内容が豊富でした。

スピーカーたちの発表終了後、イベントに参加した学生たちは、スピーカーやイベントに参加した日本人と交流しました。今回の「夏期訪日研修経験交流会」を通して、皆さんはこの訪日実践活動についてより理解し、視野を広げ、見識を身につけました。

翻訳:宋煒

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