イベントレポート
運動会
2008年11月29日(土)
小春日和の晴天の下、成都ふれあいの場が主催する初の屋外運動会が四川烹饪高等専科学校(四川調理師短期大学)グランドにて開催されました。 昼過ぎから続々と会員が集まり、特設の舞台で四川大学留学生たちのボランティアスタッフ全員が演じるラジオ体操を皮切りに、各競技が行われました。
最初の競技400m走には、足に自信がある会員が参加し、各々400mトラックを1周疾走しました。 両手をあげて1位でゴールした人は、夏のオリンピックの走者気分だったかもしれません。
続く二人三脚では、珍プレーもありながら、文字通りゴールになだれ込むペアが多く出ていました。400mリレーでは、100mを4人の走者でつなぎました。 最終走者が直線コースに入ると、ゴール周辺は『加油!』の大声援で、司会のアナウンスも聞こえないほどでした。
綱引きでは、勝利を手にしようと、各々声を掛け合ったり、足の位置やふんばりの具合を確かめたり、手につばしたり、それは意気盛んでした。 1試合2回戦で勝敗を決めましたが、勝ったチームは両手をあげて小躍りし、負けたチームも引きずられたり、倒れたりしながらも、勝利チームに負けない笑顔でした。
ボール運びでは、思う様に転がらないサッカーボールに走り廻らされ、折り返し点のピンポン球の和箸での皿替えに苦戦し、周囲の声援にあせればあせるほど球をつかめず、最初の人が最後になる一幕もありました。
最後に行われた空手・剣道・柔道披露では、演じる人達の緊張感に引き込まれ、技が決まるたびに喚声と拍手で沸きました。 柔道では、参加者の中から希望者が実践を体験しました。 物の見事に背負い投げされたり、倒れても再三挑戦する参加者もいて、会場は大爆笑と声援に包まれました。 最後には1位の人に賞品贈呈を行い、「久しぶりに楽しかった」という参加者の声の中、運動会は終了しました。