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イベントレポート

第7回湖南省中日スピーチ・アフレコ大会円満に閉幕

2017年11月19日(日)

 第7回湖南省日中スピーチ・アフレコ大会が湖南大学の逸夫楼の報告ホールで開催されました。今回の大会は、湖南大学外国語学院及び国際教育学院と湖南省高等教育学会日本語学科委員会と湖南省日本人会によって、共同で主催されたものです。今大会のテーマは、「今から、心と愛の絆を」で、選手たちが日本のアニメやドラマ、映画から作品を選び、自由にチームを作ってコンテストに参加するというルールです。湖南省17校の大学からの17チームの選手たちと4人の中国語スピーチの選手たちによる素敵なパフォーマンスは、来場者にとって盛大な宴会になったと言えるでしょう。 

 日中スピーチ・アフレコ大会は既に7回開催しており、この舞台に参加する日中アフレコ愛好者がますます多くなっています。今年は日中国交正常化45周年を迎え、今回のコンテストは湖南省各大学の日本語学習者を対象に、日本語学習への情熱を高め、両国間の文化交流を深めるために開催された活動であり、日中文化の相互理解を促進するという旨です。湖南省人民対外友好協会事務室の副主任曾卓然氏、湖南省高等教育学会日本語学科委員会の副会長向卿氏と湖南省日本人会の会長寿谷正潔氏が開幕式で挨拶をしました。

 大会の前半は日本人留学生による中国語スピーチです。四人の留学生は流暢な中国語で中国での留学経験や中国文化への理解を発表し、その言葉に含まれている熱意が観客の感心をそそりました。後半は日本語アフレココンテストです。参加者は、皆さん言葉という文化の魅力を感じながら、青春の活力を見せました。発表内容は、アニメの作品もあれば、映画やドラマの作品もあります。また、ユーモアな雰囲気に溢れた作品もあれば、観客の感動をそそる作品もあります。選考委員会は発音、声と作品との同調性、声の感情などの幾つかの項目をもとに採点を行いました。結果、南華大学の『別れ・成長』は純粋な発音、流暢な会話、真摯な感情で優勝に輝きました。湖南大学のチームはわずかな差で二位にとどまり、二等賞を獲得しました。コンテストが終わった後、各チーム、担当の先生、ゲスト一同は集賢賓館で懇親会をしました。去年より、今年はより多くの日本人留学生が参加しました。その事実から、この大会の影響力の拡大や日中学生友好交流の進歩が窺えるでしょう。

 今回の大会は、様々な方面で支えられ、高い評価を受け、日本語学習者に自分を表現する舞台を与えたのみならず、日中友好交流の更なる進歩であると言えます。

翻訳:長沙ふれあいの場スタッフ

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