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イベントレポート

日本の高校と高校生活について

2017年12月9日(土)午前

 「日本の高校と高校生活について」をテーマとした紹介活動が済南ふれあいの場で行われました。活動には、山東師範大学、済南大学、山東青年政治学院、山東政法学院、済南外国語学校などの済南市内の大学から先生や学生約30人が参加しました。済南外国語学校日本人教師の西藤善乃先生がスピーカーを担当し、みなさんに日本の高校と高校生の学習生活を紹介してくださいました。

 西藤先生はまず自分の中国語との縁及び日本の高校での教学経験を紹介してくださいました。西藤先生は小さい時から『三国志』の人形劇と中国の古詩が好きで、大学時代に曲阜師範大学へ留学し、中国語を勉強した経験があります。大学院では特に中国語の文法を研究し、就職した後、日本の4つの中学・高校で国語の先生をなさったそうです。それから、みなさんに現在所属している山口県立下関中等教育学校について校章、校訓、教育理念及びキャンパスの風景などを紹介してくださいました。さらに、日本の高校生の毎日のスケジュール及び一年間の重要な活動を提示してくださいました。西藤先生の紹介によると、日本の高校は一時間目の授業は遅く始まり、昼休みの時間は短いという点が中国と大きな違いを持っています。また、学生たちは授業以外の時間では、順番に昼食の準備、教室やトイレの掃除などを担当することになっています。また、例えば、入学式、合唱コンクール、甲子園野球大会での応援、文化祭、運動会、ボランティア活動及び卒業式などの活動が毎年行われています。最後に、西藤先生は特に日本の高校生のクラブ活動について紹介してくださいました。クラブ活動は運動部と文化部の二種類に分けられます。多彩なクラブ活動は学生たちの余暇を充実させています。西藤先生は流暢で正しい中国語で具体的で生き生きとした紹介を行い、会場の先生と学生から熱烈な拍手を受けました。

 今回の日本語コーナーを通し、日本の高校生活がよくわかるようになっただけでなく、高校教育における中日両国の違いも理解できました。それと同時に、みなさんの視野も広がり、日本についての知識をより多く知ることができました。  

翻訳:馮銀萍

        

        

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