イベントレポート
“ふれあいパートナーズ”の交流活動
2018年3月24日から4月3日にかけて,国際交流基金から派遣された“ふれあいパートナーズ”の内田暁子先生が昆明ふれあいの場にいらして11日間の交流活動を行いました。11日間のうちに、内田先生は昆明ふれあいの場で仕事をしたり、雲南師範大学日本語学科の先生とチームティーチングをしたり、鹿児島文化紹介の講座をしたり、日本語コーナーをしたり、市内見学をしました。
1、図書館の先生と交流。内田先生のご訪問に、雲南師範大学図書館の館長も熱烈に歓迎し、11日間の仕事やイベントについて交流・相談し、昆明ふれあいの場と雲南師範大学図書館を案内しました。
2、昆明ふれあいの場に常駐。この間に、内田先生との交流を通じて、学生たちは放課後も日本語の勉強ができました。話しているうちに、中日文化をお互いに理解し合うこともできました。
3、チームティーチング。内田先生は日本語学科の先生といっしょに計7科目の授業を共同でしました。学生に日本人の日本文化に対する考え方を伝えると同時に、日本語で表現する時いかに正しい言葉を選ぶかも教えて下さいました。それは学生からも先生からも高い評価を受けました。
4、鹿児島文化紹介の講座。3月29日午後、内田先生は「鹿児島を知ろう」をテーマに、自然や歴史、風俗、文化などの面から、九州の南に位置する鹿児島を紹介して下さいました。今回の講座には、日本語学科の先生と学生だけでなく、日本文化に興味を持つ人や日本語を第二外国語として勉強している学生も参加しました。講座の中で、鹿児島弁と鹿児島の舞踊おはら節が一番おもしろかったです。来場者の皆さんも盛り上がって楽しかったそうです。
5、日本語コーナー。3月31日午後、内田先生はみんなに日本伝統文化の落語を紹介して下さいました。そして、みなさんに体験してもらいました。落語の小話を練習してから、一人ずつ発表しました。最後には、グループを分けて自分で小話を作って発表しました。このようなおもしろいやり方で、学生は落語を知り、落語に興味が湧いてきました。とても貴重な経験になりました。
6、市内見学。4月1日、先生と学生の案内で、内田先生は円通山動物園、雲南大学と雲南師範大学の旧校舎を見学しました。見学中、雲南の自然や歴史、文化を内田先生に紹介しました。雲南の名物料理「過橋米線」も味わいました。
短い間でしたが、内田先生は昆明ふれあいの場でいろいろな活動を実施して下さいました。心から感謝しております。そして、次回のこのような交流の機会を楽しみしております。
翻訳:張清源