イベントレポート
第2回「広州ふれあいの場大学生日本語アフレコ大会」決勝戦
第2回「広州ふれあいの場大学生日本語アフレコ大会」決勝戦が2018年3月24日午後、中山大学外国語学院101報告庁で行われました。広東省から9組の選手が本大会に出場しました。中山大学日本語学科の平松明日香先生、中村佳先生及び2名の広島大学教育学部海外日本語教育実習生が審査委員を担当されました。
決勝戦は、持参作品と大会指定作品という二回の戦いから構成されています。1回戦は選手が冬休みの間きちんと準備してきた作品を決勝戦の舞台でアフレコし、聴衆に新鮮な視聴の楽しみを与えました。選手たちが選んだ作品は、アニメからドラマまで幅広い題材のものでした。選手たちは完璧なパフォーマスで、会場内は拍手の音が絶えず、雰囲気も盛り上がりました。1回戦が終わると、与えられた15分間の準備時間で2回戦の即席アフレコに入りました。2回戦では、選手たちの総合能力と臨機応変さがより試されました。準備時間が短くても、多くの選手が大会指定の作品を上手にアフレコしました。選手たちの素晴らしい演技に、観客席から大声援と拍手が贈られました。
本大会は主に、イントネーションとセリフの正確さ、演技力、観客を惹きつける力及び全体的協調性など五つの方面から採点され、一等賞1名、二等賞3名、三等賞5名が設けられました。最後に一等賞を勝ち取ったのは、中山大学日本語学科二年生の姜力楠、但然組でした。
終わりに、中山大学日本語学科の平松明日香先生および広島大学から来られた日本語教育実習生が本大会について感想を発表し、大会責任者で中山大学日本語学科の徐愛紅先生が大会実施にあたりご支援とご尽力いただいた関係者の皆様に感謝の意を表しました。本大会は日本語愛好者の相互交流と相互学習の良い機会となりました。今後も広州ふれあいの場は引き続き、皆さんにこのような機会を作っていきたいと思います。
翻訳:広州ふれあいの場スタッフ