中国高校生だより
【中国高校生エッセイ】日本の部活動 (音楽部)
日付:2024.05.10
第15期生 L
(北海道留学中)
音楽部は私の心の拠り所になっています。その理由は2つあります。1つは新しい楽器を学べることと、もう一つはクラシック音楽を愛する友人と出会えることです。
音楽部でヴァイオリンを一から習い始めて半年が経ち、まだあまりきれいな音を出せませんが、ようやく一曲を最後まで演奏できるようになりました。
クリスマスコンサートでオーケストラと一緒にハレルヤを弾いたり、ハンドベルを演奏したりしました。 リハーサルは大変でしたが、やりがいがあり、バイオリンの腕前は飛躍的に上達しました。 実は勉強が忙しくて、以前習っていたピアノを何年間か中断していましたが、今はジャズ風の曲にチャレンジしています。
もし部活に入らなかったら、おそらく今でも音楽は好きだと思いますが、楽器を演奏することはできなかっただろうし、立派で可愛い日本人の友人たちもできなかったと思います。
部活ではプロのヴァイオリンの先生はいないので、音楽部のメンバーにヴァイオリンを教えてもらいました。 基礎知識もない初心者の私は覚えるのに苦労し、曲も聴くに堪えないものでした。 しかし、皆はいつも辛抱強く姿勢を正し、音程を見つけるのを手伝い、温かく励まし、大目に見てくれました。 一緒に練習したり、クラシック音楽について語り合ったりしました。音楽部は私の後悔を補い、好きな人と友達になれた、忘れられない経験です!
「中国高校生だより」では、「心連心:中国高校生長期招へい事業」で招へい中の15期生によるエッセイなどを掲載しています。