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中国高校生だより

日中の高校生活の違い(寮生活)

日付:2024.05.23

第15期生 Dさん

※日本語で執筆された文章です

来日後、日中両国の違いをとても深く感じています。そこで今日は、中国と日本の寮生活の違いについて紹介します!

私の中国の高校はとても厳しい高校で、いろいろなルールがあります。毎朝545分、部屋の電気はつけて、550分になると、寮母さんが起こしに来ます。このように毎日の学習生活が始まります。授業が終わり夜になると自習があります。みんなと一緒に2210分まで勉強して、寮に戻ります。

中国の高校ではスマホ禁止のルールがあるので、部屋に帰ったあとはおしゃべりが一番の楽しみです。学校の寮はすべて6人部屋なので、毎日話しきれないほど話題がいろいろあります。でも遅すぎる時間まで話してはいけません。寮母さんに怒られます。おしゃべりの他にも、いろいろなおもしろいこともあります。

例えば、友達の誕生日では、自習が終わったら、みんなで彼女の部屋に集まり、誕生日の歌を歌って、プレゼントを渡します。その時は歌声がちょっと大きいので、寮母さんに注意されてしまいました。意外だったことに、寮母さんは理解を示してくれたので、私たちと一緒に彼女の誕生日を祝ってくださいました。私たちにとって本当に特別な夜でした。

でも日本の寮生活は中国と全然違います。例えば、目覚まし時計を自分でセットする必要がありますし、一人部屋と二人部屋が多く、スマホは大丈夫ですし、いろいろな違いがあります。なので最初日本の寮に入って、すぐ感じられたのは「自由」です。しかし自由とは自分の自律能力を高めることを意味します。だから、最初はすぐには慣れませんでした。しかし、寮母さんと寮の友達は辛抱強く私に多くのことを教えてくれて、私も徐々に適応しました。本当にありがたいです。一番印象に残ったのは、クリスマスのときのことだと思います。あの時、掃除が終わった後で、みんな集まって、チョコケーキを食べて、クリスマス写真を撮りました。本当に楽しかったです。私にとってとても大切な思い出です。

 とにかく寮だけでも、日中両国の違いを感じることができます。同時に、これらの違いを探す時、私はとても面白いです。日本の高校寮で滞在するこの10ヶ月は、忘れられない、いい思い出になります。そして、この10ヶ月の経験は私に自立能力を高める機会となり、人生の次の難関を乗り越えるのに役立つと信じています。

 

 

 

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