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日中高校生対話・協働プログラム令和5(2023)年度事業報告
自国の学校生活や文化ついて学び合う
(埼玉県立蕨高等学校・済南外国語学校)
1. 実施概要
- 事業名
- 日中高校生対話・協働プログラム
- 日本側実施学校名
- 埼玉県立蕨高等学校
- 中国側実施学校名
- 済南外国語学校
- 参加者
- 日本:22名(教員3名/生徒19名)
中国:22名(教員3名/生徒19名)
- 実施および形態
- Zoomにて計4回
- 使用言語
- 日本語、中国語
2. 個別回の実施状況
- 実施日時
- 2023年11月2日
日本
6つのグループに分かれ、Zoomを使用してグループごとに対話をした。本校と済南外国語学校の生徒が一人一人自己紹介した後、互いの学校生活、日本の部活動、中国の寄宿学校の様子などを紹介する。中国語での質問を交えた質疑応答を通して学び合った。
交流会のはじめから日中どちらの生徒も積極的に会話しようとする姿勢が見られた。準備をしておいた学校生活の紹介やクイズの出題が始まると盛り上がった。また、中国語での会話に挑戦する姿が見られたことがとてもよかった。次回の交流会の開催を楽しみにする生徒が多く、学習意欲が高まった。
中国
テーマ「自国の学校生活や文化について学び合う」
- 実施日時
- 2023年12月21日
日本
済南外国語学校の参加人数が減り11名となったため、6つのグループを3つにして分かれ、Zoomを使用してグループごとに対話をした。本校と済南外国語学校の生徒が、個人の趣味の紹介をしたり、「将来の夢」や進学についての考えをそれぞれ話し、互いに質問し合うことで相互理解を更に深めた。
日中それぞれの生徒が、日本語・中国語を教え合い、学び合う姿が印象的であった。相手を知ろうと積極的にコミュニケーションをしようと努め、活気に満ちた交流会であった。
中国
テーマ「将来の夢や就きたい職業についての意見交換をする」
3. 実施の成果
日本
中国と日本との共通点や相違点、価値観、積極的にコミュニケーションを取ろうとする大切さなどを学んだ。中国語で会話することの楽しさがわかった。
中国
日本の学校では毎日部活があること、日本人が好きなアニメは中国でも人気があること、日本の女子学生は冬でもスカートをはいていることなどを知り、びっくりしました。修学旅行の写真を見せていただいて、うらやましかったです。日本と中国の学校は違うところがたくさんあることがわかりました。学生の将来の進路も違うし、また、お正月の伝統的な習慣もいろいろわかりました。
日本
日中両国の高校生がお互いの文化や社会について理解を深める貴重な機会である。中国語選択の授業中や事前学習で学んだことを生かし、実際に中国語で会話をしようと試みることで学習意欲の向上が見られた。
中国
日本語を勉強している学生は日本人に出会ったり、話をしたりする機会が少ないので、今回はすごくいいチャンスでした。おかげで、日本人の高校生といろいろ交流できて、学生は日本語を練習したり、これまでよりもっと多く、日本人のことを知り、異文化について考え、国際的な視野を広げてきました。
日本
本校の第二外国語中国語選択者の学力向上に役立てる。また、校内外へ交流活動の様子を周知し、多くの生徒が中国の文化や国際社会への理解を深められるようにする。
中国
交流に参加した学生は日本人の高校生と友達になり、メールアドレスなど交換しました。これからもメールのやりとりをして、両国の高校生同士、友情を深めていきたいと思います。