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- 日中高校生オンライン交流会(長野県長野西高等学校・天津外国語大学附属外国語学校)
日中高校生オンライン交流会
使用言語日本語・中国語
実施形態Zoomにて計2回
- 長野県長野西高等学校
- 天津外国語大学附属外国語学校
42名(教員2名/生徒40名)
13名(教員4名/生徒9名)
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第1回自己紹介
大人数での交流とはなったが、名札等も活用して楽しんで交流することができていた。
初めての交流にもかかわらず、学生たちは積極的で雰囲気も良かった。
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第2回テーマ別交流(学校生活・AGC[アニメ、ゲーム、漫画])
前回より小規模ではあったが、それでも日本側が20名ずつとなってしまい、発言が一部の生徒に限られてしまう場面があった。
国籍は違うが、学生たちの間には多くの共通点があると思った。しかも、お互いの国のこともある程度理解していた。
参加生徒の感想
お互いについて知ることができた
- 中国の高校生が社会的なことを考えていると知ることができた。
- お互いの似ているところと違うところを知ることができた。
- 自分達とは違う文化や学校様式、海外から見た日本文化について知ることができた。
- 日本の文化が浸透していることも知ることができた。
- 中国の人は日本のことをたくさん知ってくれているが、こちらは中国のことを全然知らないので、もっと知りたいと思った。
- 中国の学生から社会的な質問も出てきて、改めて自国の問題について向き合ったり、考えたり、自分なりの考えを持つことが大切だと思った。
- 地元の名産やおもしろいエピソードについて話すことができた。
- 日本の高校生の生活は私たちと異なる点が多くあった。さらに理解を深めていきたい。
- インターネット上で全世界の流行りや情報をいつでも調べられる時代だが、ネット検索には出てこない現地の流行りを知ることができた。
- 日本の友人が中国に好感を持っていること、中国語が大好きなことを目の当たりにして、深く感動した。また、自分の知りたいことがわかり、日本語学習に対する興味も深まった。
- 同い年の日本の高校生と直接対話や交流をすることで、異なる国の授業風景や勉強の雰囲気を感じることができた。
- 共通の話題や趣味、世界に対する見方、中国人と中国に対する印象などを話し、日本に対するステレオタイプな印象が変わった。
- 今回の活動を通じて、日本の友人と本当の意味でつながることができた。
日本語を使っての会話
- 自身の日本語会話能力やその場で話に対応する能力が鍛えられ、勇気を出して日本語を話せるようになった。
- 日本に関して多くのことを知り、自身の日本語会話能力も鍛えられた。
今後に向けて
- もう少し少人数での交流をしたい。
- テーマを明確にして、もっと質問をしたい。
- ただ話すより、ゲーム性を交えた方が良い。
- 異なる視点からの意見を参考にしつつ、合同でプレゼンをしてみたら楽しいかもしれない。
- 音声の問題で聞き取れなかったこともあったので、いつか対面で交流したいと思う。
- 共通の話題をたくさん見つけ、日本人と交流する機会を増やしたい。会話能力を鍛え、本場の表現を身につけたい。
- お互いの理解が深まれば、国を越えてオンラインで協力し、一緒に課題を解決したり、異なる国の若者の考えや知識に触れたりできると思う。
- お互いに十分な準備をし、対話時間を長く取ることで、できるだけぎこちない雰囲気にならないようにしたい。
- 中国と日本の違いをたくさん知ることができ、日本に行って確かめてみたいという気持ちが強くなった。
- 長野に対して強い興味も沸いたので、将来日本へ旅行に行く時は、ぜひ長野に行ってみたい。
先生より
他国の同年代の学生と交流し、似ている所も異なる所もある、と感じた生徒が多かった。学校生活の違いなどにも大変興味を持って質問をしていた。相手が社会的な事にも興味を持って話していることや、日本語を大変流暢に話してコミュニケーションを取っている姿に刺激を受け、より頑張ろうという気持ちを持った生徒も多いようである。
また、日本文化が浸透していることを知り驚くとともに、こちらも相手国の文化をもっと知りたいという意欲が湧いたようである。
今回の活動では、本校の管理職員が積極的な呼びかけを行ったことで、多くの学生たちが参加した。同い年の日本人との交流を通じて、日本の高校生の趣味を色々と理解し、自身の日本語学習に対する興味とモチベーションも高まったようだった。
今後に向けて
対面での交流が困難な中でもこのような機会を得ることができ、国際教養科の目標の1つである「豊かな国際感覚を持ち、国際社会で積極的に行動でき、世界平和に貢献できる人材を育成する」ことの達成のために役立つと感じた。
改善点としては、こちらの人数が多いことで、発言の回数が偏ってしまうことが挙げられる。設備や場所の制約はあるが、できる限り少人数での交流を模索していきたい。また、今後は同じテーマについて異なる視点から話し合うなどして、まとめたり発表したりといったことができると良いと考えている。
残念ながら、日本の学校とのスケジュール調整が合わず、交流回数が少なくなった。今後も青少年が交流する機会を増やしていければ幸い。
関連リンク
- 長野県長野西高等学校ウェブサイト
「2021 国際教養科 NEWS 4月号」内
「日中高校生対話・協働プログラム(3/22)」more>>