心連心ウェブサイトは日本と中国の若者が
未来を共に創る架け橋となります。

JAPAN FOUNDATION 国際交流基金[心連心]

日本と中国の若者が未来を共に創る
現役大学生の実行委員が運営するプログラム
国際交流基金では、2013年より、日中学生交流連盟が企画する「リードアジア」人材育成プログラムへの支援を続けています。
同プログラムはビジネスと文化交流という二つの軸を通して、アジアに精通し、けん引できる人材の輩出を目指し、毎年合宿プログラムを実施しています。運営・実施は、現役大学生の有志からなる実行委員会が行っています。
9年目となる今回のリードアジアプログラムは、「リードアジア2022冬オンラインイベント」として、前回に引き続きインターネットを通じたオンライン交流形式での実施となりました。日中あわせて33名の学生が参加いたしました。
「日中交流をきっかけに始まる
グローバル人材への第一歩」をテーマに
今回プログラムには、「グローバル人材としてのポテンシャル発見」という時勢に即したトピックを取り入れ、知識面における教養のインプット・アウトプットと同時に、日中の学生が混在するグループでのディスカッションを通じて、「日中交流をきっかけに始まるグローバル人材への第一歩」を実現できる工夫が凝らされたプログラムになりました。
また、上記を効果的に行うために各業界で活躍しているリードアジアのOB・OG との接点を設け、参加者自身が将来像を具体化しやすくなる機会を設けました。
内 容:「日中交流をきっかけに始まるグローバル人材への第一歩」をテーマとし、グループワークや最終発表会などが含まれます。ここでの「第一歩」とは、新型コロナウィルスと共存する環境下で生み出された新たなビジネスの可能性を探る意味と、参加者が日中交流の「第一歩」を踏み出す意味が込められています。
概要
実施日 : 2 月12 日(土)、2 月13 日(日)
主催  : 日中学生交流連盟 国際交流基金
参加者 : 日本人大学生14 名、中国留学生7 名、中国本土学生15 名
実施方法: ZOOM を使用したオンライン交流
【1日目】きっかけを生み出す
9:30~9:45
開会式 本企画の説明
9:45-11:00
自己紹介・アイスブレイクで互いに打ち解ける
11:00-12:30
お互いの国についての知識を得るプチグループワーク
12:30-13:30
昼食
13:30-15:30
講演・パネルディスカッション* 各業界で活躍するリードアジアのOB・OG による講演
15:30-16:10
ディスカッション練習
16:20-18:00
グループワーク(最終発表に向けての準備)
*リードアジアのOBOG にゲストスピーカーとして参加していただき、基調報告とパネルディスカッションを実施しました。基調報告では、ゲストスピーカー計6 名にそれぞれの企業説明や業務内容に関するお話を伺うことができました。学生たちは積極的にゲストスピーカーに対して質問を投げかけ、たくさんの情報を得ることができました。またパネルディスカッションでは、ゲストスピーカーの方々が新型コロナウイルスによって生じた業務上のリアルな影響についてお話してくださり、参加者たちは興味津々で聞いていました。
【2日目】着実な第一歩を歩き出す
9:30-10:00
ゲストスピーカー講演* テーマ「コロナによって生じた働き方の変化」
10:00-12:30
グループワーク
(ゲストスピーカーのご講演を踏まえた上で、最終発表会に向けての準備。ゲストスピーカーの方も参加)
12:30-13:30
昼食
13:30-16:00
グループワーク(最終発表に向けての準備)
16:00-17:00
最終発表会 テーマ「ある業界x コロナで生み出されるNEW」
17:00-17:30
閉会式
17:30
懇親会 これからも続く関係作りのため
*1 日目と同じくリードアジアのOBOG をゲストスピーカーとしてお呼びし、パネルディスカッションと座談会に加え、最終発表の準備にアドバイザーとして参加していただきました。
2 日間のゲストスピーカーの方々との交流を通じて、参加者たちは企業情報についての知識をたくさん得ることができたことに加え、ディスカッションや発表の際に役立つテクニックなどに関しても多くの学びがありました。このような社会人との関わりを通して、学びがいの大きい非常に有意義な時間になりました。
参加者アンケート&コメント
参加者感想(一部抜粋)
  • このリードアジアを通して様々な方とのコミュニケーションやふれあいができたことに感謝です。今までになかったタイプの方々や貴重なご意見をお聞かせできる場があってとても楽しく濃密な貴重な場となりました!またディスカッションやアイスブレイクを通して自分のスキルの向上にもなりました。有意義な時間を素敵な仲間も過ごせて大変楽しかったです!
  • この2 日間は、自分にとって新しい挑戦ばかりで苦労する点もありましたが、悩んで一緒に考え、その先へと進む過程は、新しい発見と出会い、さらに気づいていなかった自分の側面を知るという貴重なご褒美を与えてくれたと感じています。このような素敵な機会を作ってくださった実行委員のみなさんにはとても感謝していますし、忙しい中参加者と最後まで真剣に向き合ってくださったOB,OG の方々には頭が上がりません。リードアジアで色々な方と交流する中で、こうなりたいなあと思った事が何度もありました。今回吸収したことを今後の自分に活かしていきたいと思います。ありがとうございました。
  • コロナ禍で人と意見交換をしたり、仲間と協力して何かを成し遂げたりする機会が減ってしまい悲しかったですが、このイベントに参加したことで様々なバックグラウンドを持つ素晴らしい学生たちと出会い、濃い時間を過ごすことが出来ました。ここで出会うことが出来たことも、きっと何かの縁だと思うので、そのご縁を大切にして今回だけでなく、これからも交流を続けていき、いつか直接会いたいです。
  • 2 日間の活動を通して、様々なバックグラウンドを持った人と交流をすることができて非常に貴重な体験ができたように感じます。また、OBOG の方々の講演で幅広いジャンルにわたる企業のお話を聞くことができて、自身のキャリア選択にも大きな影響を与えました。実行委員の方々が綿密に企画していて、熱量がすごく伝わってきて、参加している側としてとても楽しかったです。今後もこのようなイベントがあればぜひ参加したいです。
  • 国際交流と就職活動という二つの面があってとてもやりがいのあるイベントだと思います。OBOG から伺った経験談も、参加者同士との切磋琢磨を通して仲良くなりました。発表やグループワークを通じて自分自身への解像度が上がった気がします。
  • 今まで中国の方とのコミュニケーションは自分が中国語を話せたので自信があったけど、深夜までの発表準備の中で自分に言語の壁を感じて瞬間があったことに驚きました。もちろん中国人学生側もあったと思います。そこに気付けたことやそれを乗り越えてプレゼンを成功させられたことはとても自信になったし今回の一番の収穫だと思いました。ゲストスピーカーの方々のお話もためになるものばかりで充実した2日間でした。
  • この二日間をとおして日本の若い人と友達になれました。ディスカッションの時に、中国と日本の事情について意見を話し合って、いろいろ勉強になりました。一日目では、冬季オリンピックについてや中国と日本の流行語など、様々なことを議論しました。このような話題はとても面白いと思います。最終発表を準備するときに、日本の方と一つの目標を達成するために協力しました。最後は、最終発表完成したとき、達成感を感じました。すっごく嬉しかったですから、本当にありがとうございました。
  • リードアジアに参加してよかったと思います。最初はお互いよく知らないのでちょっと気まずいと思ったりもしました。アイスブレイクやディスカッション練習をして参加者の皆さんは冗談も言えるくらい仲よくなりました。最終発表の準備はきついなと思うときもありましたが、チームメンバーと一緒に討論したり問題を解決したりするのは楽しかったです。本当にリラックスして何でも話せる、聞けるような環境を作っていただきました。こんな短い時間で、こんなにも感じが変われるなんて、これがリードアジアの魅力なのではないかと思います。
  • 短い時間ですが、面接時にお話しにあった「キズナ」と言うものを本当に感じられました。いつか、皆さんと直接会えたなら最高といっても過言ではないと思います。今回のテーマは、どうしてもコロナを中心にしたものが多くてちょっと寂しいです。もしコロナが最初から存在しななかったならば、合宿で皆さんとこの経験ができたかと思うと、考えるだけでも絶対に楽しいと思いました。世界平和、無病息災に願ってやみません。ありがとうこざいました。
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