済南ふれあいの場大学生交流事業2016.09.05~2016.09.12
私たち日中心つなぎたい(東京学芸大学6人、筑波大学1人、神奈川大学1人)は、2016年9月5日~12日までの8日間、中国山東省済南市に渡航し、山東師範大学の日本語学科の大学生と共同で日中交流イベントを開催しました。今昔の文化から地方の紹介まで、あらゆる多様な日本を紹介し、友好を深めるイベントを2日間に分けて開きました。来場者は合わせて500人以上となり大盛況を収めました。
この8日間で私たちが国と国との問題を劇的に改善することはできませんが、一人一人と向き合い、絆を作り、そして、将来にわたってその友好を繋げ、広げていくことはできます。それが「私たちから始める日中友好」です!
9/7 @長清キャンパス
特に女子に大人気で、常に順番を待っている人がいるほど大盛況でした。着物を着付けしているときに参加者の方々とコミュニケーションをとることができ、私たちにとっても有意義な時間でした。
お茶のたて方を伝えるとともに、「和敬清寂」「一期一会」など日本人が古くから大切にしている書道の心を伝えました。
100人以上の方々に楽しんでもらうことができました。
日本の食文化を代表する「おにぎり」を現地大学生と一緒に作って食べました。中国では、三角のおにぎりが珍しかったようで、たくさんの学生が足を運んでくれました。楽しく作っておいしく食べられ、たくさんの笑顔を見ることができました。
リサイクル工作の一つとしてペットボトルでのけん玉づくりを紹介しました。小さな行動からリサイクルの考えが広がっていけばいいなと思いました。
日本語・文化講座のブースでは、私たちが幼いころから慣れ親しんでいる様々な遊びを体験してもらいました。遊びを通して参加者の方々に“普段の”日本を知ってもらえたと思います。また、日本の祭りやゆるキャラを各地域ごとに紹介するコーナーも設け、日本の多様性を伝えました。
9/10 @済南ふれあいの場
日本各地のイラストや絵柄を描いたうちわをメンバー以外の東京学芸大学の学生たちに書いてもらいました。そして、それを飾りつけや見本にしました。来場者はこのうちわに興味をもってくれて、日本の多様性を広められました。みなさんおもいおもいの素敵なうちわを完成させていました。
小学校低学年の子どもから大学生や大人までの幅広い年代層の方々に足を運んでもらい大盛況でした!作ってくれた方々の個性や特徴がそれぞれのお面に表現されていて、言わば世界にたった1つだけのお面が完成しました。言葉は通じなくても、「お面作り」という手段を介して、たくさんの人々と交流ができる素敵なブースになりました!
浴衣・制服・着ぐるみ等さまざまな衣装を準備し、変身した姿をチェキで撮影して日本のプリクラ風に体験してもらいました。記録に残る交流ができたのではないかと思います。
メンバーの出身地で購入したお土産とお茶をふるまいながら、ゆったりと日本人大学生とイベント参加者がお話できる場を提供しました。日本の昔遊びもいくつか紹介しました。
事前に日本で、絵とメッセージをメンバーの友人に書いてもらったものをイベントに持っていき、イベント参加者に完成してもらいました。1枚ずつ両国に持って帰った、国境を越えて作ったこの絵を見た時、イベントを思い出して楽しい気持ちになってもらえればいいな♪
事前準備
ある程度渡航前に準備し、さらに中国でカウンターパートの意見も取り入れながら企画をつめていきました。
カウンターパートだけではなく、大学院生をはじめ様々な方々からのご協力をいただき、なんとか当日までに準備を終えることができました。準備する過程で同じゴールを強く認識したことで、日本側の学生と中国側の学生の絆がより深まったのではないかと思います。実際にイベントを行う際に注意すべき点もいくつか確認しあい、当日にむけて体制を整えていきました。
済南外国語学校での交流
四日目には済南外国語学校の日本語学科の高校生25名と交流しました。
自己紹介では、それぞれがメンバーの出身地に関連するクイズを出して、地元の魅力を伝えました。そのあとは、日本語を使ったゲームをして、高校生たちとのアイスブレイクを図りました。
後半はグループに分かれて、自由に会話をして個々の絆を深めました。日本のアイドルやアニメに関する話題から入試制度や学校生活など高校生の興味に応じて、日本語で会話を楽しみました。
帰り際にバスが見えなくなるまで生徒たちがずっと手を振ってくれたのが、とても印象的です。
プレゼン大会&盆踊り体験
イベント終了後、今回の交流を通じて学んだことをプレゼン形式で全員が発表しました。
改めてそれぞれのメンバーの考えに触れることができ、最高のメンバーでイベントを作り上げられたということを再認識できました☆
在青島日本国領事館からは領事の紺野様にもお越しいただき貴重なコメントをいただきました。
また、最後には日中メンバー全員で1つの輪になり、盆踊りを踊りました。
日本側大学生リーダー
東京学芸大学山内 皓貴
「私たちから始める日中友好」をテーマにし、まずは、ルームメイト、イベント参加者から、全員が一人一人と真摯に向き合い友好を築き続けました。これだけで日中友好に多大な貢献が出来たとは思いませんが、確実に私たちの中では日中友好が達成されました。この運命的に得られた経験と絆を大切にし、一過性のものとせず、メンバー全員がここで得たエネルギーを基にどんどん人を巻き込んで日中友好を広げることに貢献していきます。
神奈川大学三浦 史華
一人一人の友好関係を築くことは政府間ではとても難しいことで、学生だからこそできることであるという点に気づくことができたので今後も一人一人との出会いを大切にしていきたいと思います。
筑波大学横田 健太
中国には何度か行ったことがありましたが、現地の大学生とこんなに深い交流ができたのは初めてでした。カウンターパートとの友情を一生大切にしたいと思います。また、この一週間に出会ったいろんな人と喋って、自分の世界が大きく広がりました。
東京学芸大学守屋 羽純
友好とは、実際に見て聞いて話してやってみて初めて本当に理解できることだと思います。今回の経験を糧に日中友好の架け橋になれるようこれからも精進したいと思います。
東京学芸大学東郷 莉紗
同じゴールに向かって中国の学生たちと協力するという経験はすごく貴重だったと思います。また、わずか一週間ではありましたが素敵な出会いがたくさんありました。今回できたたくさんの人たちとのつながりをこれからも大切にしたいです。
東京学芸大学坂口絵梨子
済南の人の優しさに囲まれた一週間でした。国と国の誤解は人と人で解くことができると知りました。大切な朋友達がいる中国と私がいる日本の友好のために私にできることを見つけていこうと思います。
東京学芸大学小沢建太郎
今回の渡航を通して、たくさんのことを経験できたのはもちろん、かけがえのない友人を作ることができました!協力してくださったすべての方に感謝しています。ありがとうございました。
東京学芸大学下條 友紀
想像以上に中国で出会った方達は優しく、また、積極的に異文化を取り入れようとしてくださいました。イベントでは私たち自身も楽しむことができ、双方に利益のあるものが作れたと思います。
中国側大学生リーダー
孫 平
今年の九月、済南ふれあいの場で、山東師範大学の学生は日本側の大学生と一緒に第二回中日文化交流イベントを行いました。一週間と言っても、様々な箇所で、互いに協力して、一人一人、自分の優れたところを発揮したのを見て、皆さんの才能にすごく感服しました。わたしだけでなく、この学校の学生に対して、みなさんと一緒にいい思い出を作りました。本当にありがとうございました。皆さんぜひまた済南に遊びに来てください。
副リーダー于 子雯
この一週間、皆さんと一緒に活動をしたり、遊んだりして、本当に楽しかったと思います。この一週間の記憶、必ず一生大事にします。
李 春蓉
このイベントのおかげで、私たちは友達になりました。交流する中で、みんなの親切や温かさに触れました。活動を通じて、私たちは中日友好の架け橋となり、お互いへの理解を深め、絆を固めました。
周 煜梅
今回の活動は非常に意味ある活動だと思います。様々なイベントを通じて、学生達の表現力と協調性を向上させました。そして、中日両国の友情を深めました。得ることが多くて、忘れがたい体験です。
袁 超
この活動を通じて両国の学生が知り合ったことは美妙だったと思います。日本についての認識がもっと詳しくなりました。このような活動は本当に素晴らしいと思います。人生の中でも貴重な体験になりました。
耿 耀耀
日本人の大学生との一週間で色々勉強しました。みんなの情熱に感動して、もっと明るく頑張っていきたいと思いました。
劉 文松
日本の友達と一緒に交流しました。特に、コミュニケーションはとても面白かったです。たくさんの日本の単語を勉強し、日本語能力を向上することもできました。そして、中日友好を促進することができました。ここで得たものを、私は絶対に忘れないでしょう。
林 子森
今回の活動によって、日本についてたくさん学び、学校では学べない本物の日本人を知りました。
賈 婷婷
みんなの協力で、様々な活動が成功できてよかったです。みんなと仲良く準備をしたり、遊んだり、ご飯を食べたりして、すごく楽しかったです。ルームメートはすごく優しいし、いろいろ教えてくれました。みんなに出会えてよかったです。
イベントのほかにも、山東師範大学の学生と様々な交流を行いました。2つのキャンパスで行われた交流イベントの準備、済南市内で山東省の歴史や文化に触れ、交流を深めました。
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1日目
到着 -
2日目
文化研修
イベント準備 -
3日目
日本語授業体験
交流イベント
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4日目
山東博物館
済南外国語学校 -
5日目
イベント準備 -
6日目
交流イベント
プレゼン大会 -
7日目
済南市内
フィールドワーク -
8日目
帰国